GFRP（VI成形バキュームインフュージョン）ボックス桁橋｜橋梁上部工その他｜株式会社コムテック

NETIS登録番号：QS-230013-A

施工例（浦添大公園連絡橋）

施工例　緊急車両３t通行可

概要

本技術は歩道橋に関する技術である。
VI成形（バキュームインフュージョン）によって製造されたGFRP部材を接着接合してボックス桁とし、歩道橋に用いるもので、従来は鋼橋やコンクリート橋で対応していた。
従来技術に比べて軽量化を実現し、基礎負担の軽減や施工性の向上が可能となった。

公共工事では、横断歩道橋、橋側歩道橋、公園橋にその効果を発揮する。

適用条件

自然条件
豪雨、強風時（毎秒10m以上）は施工不可。
現場条件
クレーン設置スペースの確保が必要。
技術提供可能地域全国

一括架設状況（橋長18.5ｍ、6.5ｔ）110ｔクレーンによる架設

特長

期待される効果
・軽量化によって搬入や基礎工事に要する時間や経費を削減できる。
・一括架設により、足場や高所作業等が減少し、安全性、施工性が向上する。
・工程短縮によるクレーン作業時間の減少等、製造・運搬・施工でのCO₂排出量が少ない。
・GFRPは雨水や塩害に強く腐食しにくい材料であり、メンテナンス費用を削減できる。
新規性
・材料をVI(バキュームインフュージョン)成形による GFRPとした。
・一体品を工場製作した。
・部材の接合を接着接合とした。