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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2024年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

再生加熱アスファルト混合物/交渉に進展見られず、横ばい

 2月の都内向け加熱アスファルト混合物の製造量は16万7450tと前年同月比13.9%減(東京アスファルト合材協会調べ)。民需が乏しいことに加え、年度末の需要期においても自治体の工事発注量に回復の兆しが見られないことから、出荷量は大幅に減少した。
 価格は、再生密粒度(13)でt当たり9500円どころと前月比変わらず。原材料のストアス価格は原油相場の影響を受け上昇を続けているため、販売側の収益を圧迫しつつある。さらに、骨材業者からの値上げ要請を受けていることから、販売側は売り腰を引き締め、販価引き上げを視野に価格交渉に臨む構え。
 一方、需要者側は物件確保に苦慮していることから、指し値を強める機会をうかがっており、値上げ交渉に進展は見られない。先行き、横ばい推移の公算大。

再生加熱アスファルト混合物/価格推移