東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2025年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
北海道地区 | 東北地区 | 関東地区 | 北陸地区 | 中部地区 | 関西地区 | 中国地区 | 四国地区 | 九州地区 | 沖縄地区
CVケーブル/銅価急落により市況下落
日本電線工業会の電線受注出荷速報によると、建設・電販向けの2月推定出荷量は約2万1500tと前年同月比約15.3%の減少。首都圏再開発事業向けは堅調だが、人手不足による工期見直しや遅延の影響を受け、総じて足元の荷動きは精彩を欠いている。
また、4月初旬の国内電気銅建値はt当たり136万円と、国際銅相場の急落を受けて前月初旬比12万円の大幅下落。このような中、流通側は、高値在庫を抱えていることから抵抗を示したものの、需要者側は、銅価急落を理由に値引き要求を強めた。
価格は、CVケーブル600V3心38mm2でm当たり2003円と前月比5.8%の下落となった。
海外銅相場が不安定な動きを続ける中、目先、弱含みで推移する見通し。
CVケーブル/価格推移

主要資材の市況 【地区別】
