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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2025年1月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

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CVケーブル/銅価じり安も現行値圏内で推移

 日本電線工業会の電線受注出荷速報によると、建設・電販向けの11月推定出荷量は約2万5900tと前年同月比約6.5%減。都心部再開発事業向けは堅調だが、中小物件は人手不足による工期見直しや遅延の影響を受け、足元の荷動きは総じて精彩を欠いている。
 一方、国内電気銅建値は、12月平均でt当たり141万円台と前月比約3万円下落。需要者側からの値下げ要求が散見されたものの、販売側は高値玉を抱えていることから現行値維持の販売姿勢を崩さず、動意薄の展開。
 価格は、CVケーブル600V3心38mm2でm当たり2086円と前月比変わらず。
 需要好転の兆しがみえない中での価格交渉は、需要者側のさらなる値下げ要求が予想されるが、販売側は銅価に加えて物流コストを販価に満額転嫁できていないことから引き続き採算重視に徹する構え。目先、横ばい。

CVケーブル/価格推移

主要資材の市況 【地区別】

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