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ホーム > 話題の新製品 > 共通資材・工法 > 鹿島建設、CO2吸収・固定型コンクリート専用の製造実証プラントを建設、運用開始

NEDOのグリーンイノベーション基金事業“CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト”の一環として、
鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 裕正)は、デンカ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:今井 俊夫)、株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、取締役社長:佐々木 正人)とともに、本事業を実施するコンソーシアムであるCUCO(クーコ)の幹事会社として、コンクリートの製造過程で排出される二酸化炭素(CO2)の排出量が実質ゼロ以下となる「カーボンネガティブコンクリート」の開発を進めている。 
 

 
実証プラントの設置
 今般、鹿島建設と本事業の共同実施先である株式会社セイア(本社:東京都港区、代表取締役社長:小崎 貴紀)、日工株式会社(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:辻 勝)、株式会社北川鉄工所(本社:広島県府中市、代表取締役社長:北川 祐治)は、カーボンネガティブコンクリートの製造と、その実証を目的とした専用のコンクリート製造プラントを兵庫県加西市に建設し、運用を開始した。これによりCUCOは、CO2の排出量削減、固定、吸収に資する多種多様な材料で構成するコンクリートを、実規模で容易に試験製造できるようになる。
また、本プラントには、コンクリートの製造に必要な水や電力の使用に伴うCO2排出量を検証できる設備も備わっており、CUCOはコンクリートの製造過程で発生するCO2の総排出量を正確に把握することができ、CO2を効果的に低減するための技術開発も可能となる。
 
 
 
問い合わせ先
鹿島建設株式会社
https://www.kajima.co.jp/

最終更新日:2024-04-30

 

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