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ホーム > 新製品・業界ニュース > 共通資材・工法 > 製鉄分野での排出CO₂を再利用する新技術について、世界初となる実証試験を開始

アルセロール・ミタル(ArcelorMittal、ルクセンブルク)と三菱重工業株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長CEO:泉澤 清次)は、CO2再利用に関する先進技術を有するディ・カーボン(D-CRBN、ベルギー)と協働し、回収した二酸化炭素(CO2)を鉄鋼や化学製品の原料となる一酸化炭素(CO)に変換する技術についての実証試験を、アルセロール・ミタルがベルギーに有するゲント製鉄所で開始する。
これは、CO2排出量を削減するべく開発されたディ・カーボンのプラズマ変換技術を初めて実証する試験となり、ゲント製鉄所はこの一連のプロセスを実証する世界初の製鉄所となる。

■概要
今回の実証試験は、三菱重工が関西電力株式会社と共同開発したCO2回収技術「Advanced KM CDR Process」の本格的な導入に向け、ゲント製鉄所で実施されているCO2回収実証試験の適用範囲を拡大するものである。
再生可能電力を利用し、炭素(C)と酸素(O)の結合をプラズマによって切り離すことで二酸化炭素(CO2)を一酸化炭素(CO)に変換する。
変換されたCOは、高炉で使用されるコークスや原料炭の一部代替として製鉄プロセスに利用されたり、ゲント製鉄所で化学品や代替燃料製造の原料にも活用できる。
 
 
 
■問い合わせ先
三菱重工業株式会社
https://www.mhi.com/jp

最終更新日:2024-07-25

 

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