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ホーム > 新製品・業界ニュース > その他 > 櫻製作所、チクマと共同で酷暑現場の熱中症を予防する「氷点下ベスト」を開発

株式会社櫻製作所(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:井上 正基)は、自社開発のドライアイス製造機“ドライアイスステーション”で製造したドライアイスインゴットを活用した「氷点下ベスト」を株式会社チクマ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:今堀松 渉)と共同開発した。
-79℃のドライアイスを用いることで、40℃を超える酷暑環境下でも熱中症予防を発揮する。
既存のファン付きウェアでは、建設現場など日差しが強い環境下では温風が周囲を循環し効果が低減するという難点があったが、ドライアイスを用いることで効果的な熱中症対策を実現した。

■概要
ドライアイスステーションで製造したドライアイスインゴットを専用ベストの首と脇の下の計3箇所の収納ポケットに入れることで、血管の集中する首と脇の下を集中的に冷却し効率よく熱中症を予防する。
ドライアイスステーションは液化炭酸ガスを原料に、毎分最大4個のドライアイスインゴットを製造。
液化炭酸ガスボンベ1本当たり250個のドライアイスブロックが製造可能で、半日単位で各作業員のベストのドライアイスインゴットの取り替えを行っても、定期的に液化炭酸ガスボンベの交換を行えば約40人規模の建設現場を1台で賄うことができる。
今年度発売の20台のうち19台はすでに現場で稼働中。
冷却源にドライアイスを利用すれば電気回路が不要で火災の心配もない。
防爆性が求められる消防や建設、空港作業などの幅広い分野での利用が見込める。
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社櫻製作所
https://www.sakuraseisakusho.co.jp/

最終更新日:2024-09-17

 

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