ホーム > 新製品・業界ニュース > 建設ソフト、IT関連 > CAD、BIM・CIM > Arent、プラント業界向けの新たなAIツール「PlantStream P&ID AI Data Extractor」をリリース

株式会社Arent(本社:東京都港区、代表取締役:鴨林広軌)は、プラント設計における初期工程の効率化を支援する新たなAIツール「PlantStream P&ID AI Data Extractor」を開発し、先行体験版の提供を開始した。
正式リリースは今冬を予定している。
 


画像提供:株式会社Arent

 
■概要
本ツールは、プラントや工場の設計に用いられる配管計装図(P&ID:Piping and Instrumentation Diagram)をアップロードするだけで配管の接続情報(From-To List)をAIが自動で抽出・一覧化するものである。
これにより、従来手作業で行っていた配管情報の整理を約50%の時間で完了できるようになる。
 
■解決できる課題
従来、P&IDに描かれた配管の接続関係を読み取り、「どこからどこへ」つながっているかを表にまとめる(From-To Listの作成)作業は、エンジニアが手作業で実施しており、多大な時間と労力を要していた。
こうした作業は非常に手間がかかる上に、属人化しやすく、現場にとって大きな負担となっている。
「PlantStream P&ID AI Data Extractor」は、P&IDをアップロードするだけで、AIが接続情報を解析し、接続リストを自動で生成する。
誤認識があった場合でも、画面上でドラッグ&ドロップによる簡易修正が可能であり、CADや配管に関する高度な専門知識がなくても扱えるユーザービリティーを備えている。
 
■期待される主な効果
・作業時間を従来比で約50%削減
・接続情報のミスや漏れを防止
・From-To List作成から3Dモデル設計の工数を74%削減
 
 
 
■問い合わせ先
株式会社Arent
https://arent.co.jp/

最終更新日:2025-08-08

 

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