ホーム > 新製品・業界ニュース > 住宅建材 > 住友理工、「壁倍率5.0倍」の地震対策 新製品「高耐力制震システム」を開発

住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、国土交通大臣認定「壁倍率5.0倍」の新製品「高耐力制震システム(仮称)」を開発した。
 

 
■特長
新製品は、同社が20年以上にわたる研究開発活動で培った技術を生かした高性能摩擦材料を活用している。
本材料の特長は以下の2つ。

  1. 温度依存性が低い
    温度による性能の変化が極めて小さく、広範な温度範囲(0℃~40℃)で、安定した性能を発揮する。
    温度変化の影響を受けにくいため、設置地域や場所に関わらず、使用可能である。
  2. 速度依存性が小さい
    地震による衝撃が速く伝わる・遅く伝わる、いずれの場合も、安定した性能を維持する。
    この特性により、短時間で強い揺れが発生する直下型地震と、長時間にわたり強い揺れが発生する海溝型地震の両方に性能を発揮する。

 
本材料の活用により、業界トップクラスの国土交通大臣認定「壁倍率5.0倍」を取得し、制震機能も向上している。
本製品の一般販売開始は2026年秋を予定、主に在来軸組工法住宅への導入を目指している。
 
 
 
■問い合わせ先
住友理工株式会社
https://www.sumitomoriko.co.jp/

最終更新日:2025-12-25

 

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