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ベンジルアルコールフリー塗膜はく離剤 ペイントール960/ベンジルアルコールフリー水系塗膜はく離剤 ペイントール1000|塗膜はく離剤|ミリオン化学株式会社

荷姿(ペイントール960)
荷姿(ペイントール960)
塗膜剥離状況
塗膜剥離状況

 

ペイントール960

NETIS登録番号:KK-230004-A

鋼構造物や建築物(外壁)などの旧塗膜を湿潤膨潤させ剥離させる塗膜剥離剤。
従来は、高級アルコール系剥離剤で対応していたが、有害物質が含まれており中毒が多発していた。
本製品は有害物質であるベンジルアルコールを含んでいないことから、安全性が高く健康被害を抑えることができる。
たれ性を改善したことで施工性が向上し、作業者への負担軽減が期待できる。
 

特長
  1. 安全性の向上
    ベンジルアルコールフリーとすることで中枢神経系への影響が軽減し、作業者の安全性が向上する。
  2. 作業性の向上
    粘度を調整し、たれ性を改善したことで塗布量を制御しやすくなった。
    また、剥離剤の厚塗りも可能となり作業性が向上する。

 

適用箇所

・橋梁、歩道橋、水門などの鋼構造物の旧塗膜
・ガードレールなどの道路付属物の旧塗膜
・建築物の改修工事や取り壊し時の旧塗膜
 
 

ペイントール1000

ペイントール960の特長を生かした水系塗膜剥離剤。
水系剥離剤でありながらもベンジルアルコールを含有しないため、作業者の負担軽減が図れる。
消防法上の非危険物のため保管場所の届け出が不要であり、運用の柔軟性、安全性の点で多くのメリットがある。
 

特長
  1. 火災時の安全性向上
    水を含有させることで、火災に対する安全性が向上する。
  2. 冬場における剥離性能が向上
    剥離性能の低下傾向が見られる低温~常温でも十分な性能を発揮できる。

 
 

従来製品との比較

従来製品
(ベンジルアルコール含有剥離剤)
ペイントール 960 ペイントール 1000
剥離性 良好
送気マスク 塗布時に必須 必須ではない
臭気 溶剤臭 微溶剤臭
特徴 ジクロロメタンフリー ジクロロメタン/ベンジルアルコールフリー 水系/ベンジルアルコールフリー

※ベンジルアルコールは中毒事故を受け厚生労働省より安全衛生に関する通達があり。

 

施工手順

①マスキング
ポリエチレンフィルムで剥離対象外を保護。

②塗布
缶を振るなどして剥離剤に流動性を持たせる。
塗布量:0.5~1.0kg/㎡
放置時間:6~24h以上

③養生
ポリエチレンフィルムで剥離剤の
揮発抑制と浸透促進。

④除去
ケレン棒、スクレーパー等で除去。
残留した剥離剤等はウエス等で拭き取りや
素地調整で完全に除去。

⑤剥離塗膜の回収
剥離した塗膜をポリ袋等に回収。
ドラム缶やペール缶に保管した後、
有資格処理業者に委託して処理。
 

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HP https://www.million-k.co.jp/

最終更新日:2025-04-01

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