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「浸透性コンクリート表面防水・劣化防止材 グランシール(RB)type|コンクリート表面処理材――表面含浸材――|株式会社インフラテックラボ」の資料請求はこちらから
「グランシール(RB)type」はコンクリート構造物の中性化・塩害・凍害などに対する劣化防止材である。
グランシールが多孔質機材のコンクリートやモルタルの細孔部を緻密化にし、外部からの劣化因子の浸透を抑止することで維持管理の縮減と経済削減効果が実現し、道路橋脚、橋桁、鉄道、ダムなどの土木インフラ施設の長寿命化が図れる。
・グランシールがコンクリートに浸透しコンクリート中のカルシウム水酸化物イオン「Ca(OH)₂(Ca²+)」、大気中の二酸化炭素(CO₂)などと反応する。
・結晶性メタケイ酸リチウム(Li₂SiO³)、ケイ酸カルシウム水和物(CaSiO³)、ポリケイ酸リチウムなどの不溶性の微粒子を生成する。
・新規な針状結晶構造のポリシリケートを形成し、コンクリートの細孔部を緻密化に一体化し耐水性を発現する。
評価項目 | グレード区分 | グランシール(RB)typeの品質 | ||||
性能 | 評価値(% ) | A | B | C | 評価値(% ) | グレード評価 |
透水性に対する抵抗性 | 透水抑制率 | 80以上 | 80~60 | 60以下 | 81.71 | A |
吸水性に対する抵抗性 | 吸水抑制率 | 80以上 | 80~60 | 60以下 | 80.28 | A |
透湿性 | 透湿比 | 80以上 | 80~60 | 60以下 | 82.14 | A |
中性化に対する抵抗性 | 中性化抑制率 | 30以上 | 30~10 | 10以下 | 57.11 | A |
塩化物イオン浸透抵抗性塩 | 化物イオン浸透抑制率 | 80以上 | 80~60 | 60以下 | 81.51 | A |
「表面含浸材の試験方法(JSCE-K571-2005)」土木学会
工 程 | 材料・処置 | 所要量 (㎏/㎡) |
塗回数 (1~2回) |
自然乾燥 (3~5時間 ) |
適 用 | |
1 | 保護養生 | 金属·アルミサッシ・ガラス・植栽などは、保護シートで完全に養生 すること(強風時は、周囲に飛散しないよう注意する)。 |
養生 | |||
2 | 清掃・洗浄 | 施工面の汚れ(塵埃、油脂分、エフロレッセンス、レイタンスなど)は、 グランシールの浸透を防げるため、高圧洗浄機で水洗浄後、施工面を 乾いた状態(指触乾燥)にする。 |
※酸性質の 洗浄剤は、使用 しないこと。 |
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(指触乾燥) ※施工面は乾いた状態(指触乾燥)にしたあと、上塗りグランシール(RB)typeの原液を 電動噴霧器などで低圧散付または塗付する。 ※表面含水率は8%以下推奨 |
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3 | グランシール (RB)type 塗付 |
グランシール (RB) type を低圧散付または塗付する。 |
標準塗布量 0.3㎏/㎡ |
外気温2℃以上で 塗付する。 |
自然乾燥 (3~5時間) 程度放置する。 |
電動贖霧器、 短毛・中毛ローラ、 化繊ハケなど (低圧散付・塗付) |
4 | 施工完了 | 施工後、3~5時間程度自然乾燥させて施工完了 | 自然乾燥 |
留意事項
1)結露が発生する環境下の構造物は、本材の施工後自然乾燥させ適切な除湿作業を行い、仕上げ材の塗装仕様に準拠し施工する。
2)寒冷地における塗付について本材の浸透を妨げる環境下の場合、適切な暖を講じて施工を行う。
3)1回で規定量の塗布ができない場合は数回に分けて塗布する。
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最終更新日:2025-08-05
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