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「電気自動車への非接触給電施設向け低炭素型複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料 ユニバーサルクリート®GX|特殊セメント|株式会社大林組」の資料請求はこちらから
ユニバーサルクリートGXは、複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料(HPFRCC;High Performance Fiber Reinforced Cement Composite)に分類され、大林組と太平洋マテリアルが共同開発したセメントプレミックス粉体(太平洋F3X-GX)とポリプロピレン繊維(バルリンク)を練り混ぜて製造する。
この繊維が引張に抵抗し、優れた変形性能を発揮する。
従来のユニバーサルクリートと同等の力学的性能を確保しつつ、セメントプレミックス粉体の一部を高炉スラグなどに置換することで、CO₂排出量を大幅に低減した低炭素型となっており、GX(GreenTransformation)に貢献する。
大阪・関西万博に使用するEVバスの走行中ワイヤレス給電の道路設備へ適用され※、従来のユニバーサルクリートと比較して、製造時のCO₂排出量を50%以上削減した。
バルリンクは、従来のユニバーサルクリートにおいて引張補強材の混和材として使用していた。
バルリンクはポリプロピレン繊維であり、金属と異なり非磁性のため、磁界結合方式の給電施設近傍を配置しても発熱せず、給電効率を阻害しない材料である。
●良好な繊維分散性、高耐アルカリ性、付着力の改良
バルリンク:商標登録会社は共同研究者の萩原工業株式会社
(本社:岡山県倉敷市)
※大阪・関西万博における送電コイル埋設工事は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業を活用している。
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最終更新日:2025-07-17
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