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「下水道施設向けメンテナンスフリー耐硫酸コンクリート T-Sulfatec®コンクリート|特殊コンクリート・特殊モルタル|大成建設株式会社」のメーカーへの問い合わせはこちらから
下水道施設では、微生物が生成する硫酸によるコンクリートの劣化が課題となっている。
今後、多くの施設が標準耐用年数である50年を超え改築・更新需要が増大する一方、維持管理に必要な人員と財源は減少傾向にある。
そのため、長期にわたってメンテナンスを最小化できる構造材料が求められてきた。
大成建設とUBE三菱セメントは硫酸に対して極めて高い耐久性を持ち、防食被覆を不要として長期間の供用を可能とする「耐硫酸コンクリート(T-SulfatecⓇコンクリート)」を開発した。
本製品は耐硫酸性付与材と呼ぶ特殊な混和材料を使用する。
この効果によりコンクリートが硫酸と接触すると緻密なせっこう層を形成し、バリア層として機能することで劣化速度を大幅に低減する。
併せて、石灰石骨材を使用すると通常コンクリートの1/10以下の腐食速度となり、過酷な下水環境においても0.5㎜ /年以下の小さな腐食速度を示す。
さらにJSマニュアルに基づく劣化予測モデルを準用することで、硫化水素濃度と耐硫酸性に応じた合理的な防食設計が可能であることを、実施設での7年間の観察により検証した。
高流動性を付与しているため施工性にも優れ、新設・補修の双方で確実な品質確保ができる。
これらの材料、設計、施工技術を体系的に整備したことにより、下水道施設のメンテナンスフリーの実現とライフサイクルコストの大幅な削減を可能とした。
現在は補修工事を中心に適用を進め、実績を積み重ねている。
排水処理槽の補修では、10㎝の増し厚で約2700㎡を施工した。
壁面に加え、逆打ち施工となる天井面においても良好な仕上がりを得た。
供用1年後もひび割れや硫酸劣化は見られず、長期維持管理の負担軽減に有効であることを確認した。
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