東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2026年2月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
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異形棒鋼/実需が乏しい中、上値が重い展開が続く
現況:7カ月連続横ばい
日本鉄鋼連盟調べによる4~12月期の全国小形棒鋼出荷量は471万9000tと前年同期比7.3%の大幅減。人手不足や資材高の影響で大型物件・中小物件ともに計画の延期・中止・縮小が散見され、市場は薄商いが続いている。2025年度の出荷量は600万tを割り込み過去最低水準となる見込みで、回復の兆しはみられない。
価格は、SD295・D16でt当たり10万3000円(東京②)と前月比変わらず。流通側は、年明けより仕切り直し、値上げ交渉を本格化させる構えだったが、物件の少なさから交渉は停滞している。下値は切り上がっているものの、実需が乏しい中で上値が重い展開が続いており、市況上伸には至っていない。
展望:先行き、横ばい推移の見通し
低迷する需要に対応した減産調整が長期化する中、主原料である鉄スクラップも高止まりしており生産コストは強含みで推移。メーカー各社は、コストに見合った製品価格の再構築を図るべく強腰で交渉に臨んでいる。一方、人手不足の影響で選別受注を続ける需要者側の当用買い姿勢は変わらず、需給の緩みから様子見ムードが広がっている。先行き、横ばいで推移する見通し。
【小形棒鋼の出荷量】(単位:千t)
| 年月 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度(4~12月) |
|---|---|---|---|---|---|
| 出荷量 | 7765 | 7665 | 7258 | 6688 | 4719 |
| 対前年度比増減 | 1.9% | -1.3% | -5.3% | -7.9% | -7.3% |
資料出所:一般社団法人 日本鉄鋼連盟
異形棒鋼/価格推移
主要資材の市況 【地区別】











