ホーム > 新製品・業界ニュース > 建設ソフト、IT関連 > 土木系 > AIと画像処理による高精度な削孔座標検知技術「削孔位置画像計測システム Quick Drafter」を開発

株式会社モルフォ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平賀 督基)は、AIと画像処理技術による高精度な削孔座標検知技術「削孔位置画像計測システム Quick Drafter」を、ライト工業株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津 和浩)および株式会社EARTHBRAIN(所在地:東京都港区、代表取締役社長:小野寺 昭則)と開発した。
本システムは、落橋防止装置施工の工程中、コンクリート削孔を実施した際の削孔位置をスマートフォンのカメラで撮影することで、自動で孔位置の計測から図面化する技術である。
本システムを使用することで、施工管理業務の負担軽減や時間外労働削減が可能となる。
 

 
■主要な要素技術の開発

  • スマートフォンカメラのキャリブレーション機能
    スマートフォンのカメラで撮影し、ミリメートル精度での計測が必要のため、端末ごとのカメラレンズの個体差による計測誤差が、計測精度に影響が与える可能性がある。
    そのため、カメラに対するキャリブレーション機能を搭載した。
    本キャリブレーション機能は、対象物を複数回撮影することで、レンズ・パラメータを自動的に調整可能。
  • 画像変換・補正機能
    高い検出精度を実現するため、撮影対象物の四隅にタグを取り付け、画像変換・補正を行う機能を搭載している。
    本機能により、タグサイズを用いて画像ピクセルを物理的なサイズに変換し、写真から正確なサイズを測定することができる。
    また、タグを利用することで画像の歪み補正も可能。
    工事現場では、足場の幅が狭く、吊りチェーンなどの障害物が多いため、対象物の真正面で撮影できないことが多い。
    画像歪み補正をかけることで、多少斜めから撮影しても正面画像に調整し、正確な計測を可能となる。

 
 
 

■問い合わせ先
株式会社モルフォ
https://www.morphoinc.com

最終更新日:2024-09-10

 

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