- 2024-10-23
- 土木資材・工法
高速道路橋に使用されることが主流となっているプレキャストPC床版を、矩形状の特殊スパイラル筋「Zスパイラル筋」を用いて接合する継手工法。
株式会社奥村組と昭和コンクリート工業株式会社の共同開発で誕生した。
十分な疲労耐久性を確保しつつ作業時間の短縮を実現する。
■工法の特長
- 作業時間の短縮が可能
Zスパイラル筋とループ筋の結束が容易であるため、標準工法と比べて配筋にかかる作業時間が大幅に短縮できる。 - 足場の設置や作業ヤードの確保が不要
標準工法の場合には、橋軸直角方向鉄筋を通すために足場の設置や作業ヤードの確保が必要となるが、本工法ではZスパイラル筋を床版の上面から差し込むことができるため、それらを要さない。 - 特殊コンクリートが不要
標準工法から他の工法に変更する場合、床版を接合する間詰めコンクリートに特殊コンクリートを使用することがある。
本工法では標準工法と同様に、工場出荷時に品質が保証された設計基準強度50N/㎜²のレディーミクストコンクリートを使用するため、特殊コンクリート使用時に発生する現場での練り混ぜ作業が発生しない。
■問い合わせ先
株式会社奥村組
https://www.okumuragumi.co.jp/
昭和コンクリート工業株式会社
https://www.showa-con.co.jp/
最終更新日:2024-10-23
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