NETIS登録番号:KK-240064-A

パネル組み・バラ組みにも対応

GSシステムパネル足場施工中(橋梁補修工事)
概要
「GSシステムパネル足場」は吊足場における橋梁・高架橋補修・点検などに用いる足場材と防護材でパネル状のユニットにする工法であり、従来はパイプ吊足場で対応していた。
本技術の活用により足場の組立解体がシステム化され、経済性、品質、安全性、施工性の向上、工程短縮が期待できる。

クランプが少なく作業が安全でスピーディーに進みやすい
特長
- パネル状のユニットに変えたことにより、吊り足場設置時に使用するクランプなどの部材を減らすことができるため、施工性と経済性の向上および工期の短縮が期待できる。
- パネル状のユニットに変えたことにより、吊り足場の作業床がすき間なくフラットになる。
このため段差による転倒事故がなくなり、内部作業の安全性と作業環境の向上が期待できる。
- パネル状のユニットに変えたことにより、吊り足場の強度が優れるため、品質の向上が期待できる。
- 吊りチェーンピッチが2000×2800㎜となり従来技術より内部作業スペースを広くとれるため、施工性の向上が期待できる。
- システム化したことで作業が簡素化され、非熟練工でも安全かつ効率的に設置撤去作業ができるため施工性の向上と工程短縮による経済性の向上が期待できる。
- 足場完成後に橋梁補修部材などの取り込みのための開口部を、容易に設置・復旧することが可能なため、運搬性が高まり品質の向上が期待できる。
- 複雑な形状の橋梁や高架橋でも、作業床がすき間なくフラットな吊り足場を安全に組立撤去できるため、作業の安全性と品質向上、周辺環境への影響軽減が期待できる。
- 従来の手組み工法に加え、送り出し工法と一括工法が選択可能となった。
これにより、さまざまな状況下の橋梁や高架橋でも、安全かつ効率的に足場の組立解体作業が行えるため、安全性と施工性の向上が期待できる。
- 従来の足場工法を上回る安全性を持ち、より美観性に優れ、高い作業効率とコストパフォーマンスを備えた足場工法をコンセプトに開発した。
- 作業床は全面板張り防護工となり、裏面のネット設置が不要になり、景観を損なわない綺麗な仕上がりになるため、現場のイメージアップが期待できる。
施工実績
国土交通省143件、その他の公共機関696件など幅広い現場で活用されている。