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「逆流防止機能付きウィープホールMJ50/ウィープホールMJ75|排水構造物工|株式会社未来樹脂」の資料請求はこちらから
日本の水田は、ほとんどが開水路で水を引いている。
近年の集中豪雨等による被害の矛先は農業施設も例外ではなく、水田の生命線ともいえる水路への被害は農家にとって深刻なものとなる。
もともと農地の土壌は土の粒度が細かいため、排水性が悪く、急激な降雨の際は水路背面の地下水位が上昇する。
このような状態が続くと、水路内との水頭差によって引き起こされる揚圧力(浮力)によって水路構造物のひび割れ・亀裂や浮上等が懸念される。
その対策として、側壁や底盤にウィープホールを設置して浸透水や地下水を用水路内に放出することで、過剰な地下水圧を緩和させ、浮上を防止できる。
MJシリーズは“壊さない”“漏れない”“傷めない”をコンセプトとしており、従来のウィープホールの機能に加え逆流防止機能も高められ、急激な水位上昇にも対応できる。
地下水位が上昇するとウィープホール内に水が流入し、弁が開放することによって水路内に吐水する。
吐水量は水頭差に比例し、安定的な吐水が可能である。
水路背面から水が流入する際、泥や砂、枯葉等でウィープホールが目詰まりを起こすことが懸念される。
MJシリーズは高機能フィルターによってこれらをシャットアウトし、吐水機能を確保する。
水路背面から水路への通水性が確保されると、水路の水かさが一気に上昇した際、水路側から水路背面に水が逆流し、裏込め土が洗掘され水路内に流出する。
その洗掘によって生じた空洞が地表土の陥没を引き起こすことが懸念される。
MJシリーズは、逆流防止弁の遮水効果により水路内の水圧で弁が閉じ、水路内からの水の逆流を最小限に抑えることが可能である。
MJシリーズは、コンクリート製品への埋め込みおよび現場打ちにも対応できる仕様。
型枠セット治具を使用することによって、設置時の作業が容易になる。
全長は、45mm以上から要望に応じて出荷可能。
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品名 | 規格 | 単位 | 公表価格(税別) |
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MJ式ウィープホール | MJ50 呼び径50×長150mm 逆流防止弁・フィルター・キャップ付 | 本 | 1,200円 |
MJ式ウィープホール | MJ75 呼び径75×長150mm 逆流防止弁・フィルター・キャップ付 | 本 | 1,800円 |
最終更新日:2024-08-19
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