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スリーブ注入工法（複雑な地盤条件に対応した注入工法）｜日本スリーブ注入協会

「スリーブ注入工法」は、日本国内で多く見られる複雑な複合地盤の改良に向けて開発された。砂礫層や崩壊性の高い未固結層、破砕帯、風化帯などを改良するためのもの。適切な箇所に適量の注入材料を注入することが可能であり、省資源で複合地盤を改善するマルチグラウト工法である。地盤にスリーブパイプ（注入外管）を設置し、ダブルパッカーを装着した注入内管を挿入する。その後、スリーブバルブにダブルパッカーをセットして注入材を注入。この際、スリーブパイプ周囲のシールグラウトの効果により、地上への注入材のリークが防止される。

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