東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2025年8月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
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杉正角材(KD)/当面、横ばい
現況:前月比変わらず
国土交通省発表による6月の木造住宅新設着工戸数は前年同月比11.9%減の3万3794戸と3カ月連続で前年割れとなった。建築基準法改正に伴う駆け込みの反動減が尾を引いており、荷動きのさえない状況が続いている。
そのため、国産材は、原木高や運搬費上昇など製材所の抱えるコスト上昇分を問屋の販売価格へ転嫁できずにいる。
価格は、正角材・杉(KD)3.0m×10.5×10.5cm特1等でm3当たり7万5000円と前月比変わらず。
展望:当面横ばい
住宅需要の大幅な回復への期待感が乏しい中、需要者側の当用買い姿勢は続くとの見方が強く、国産材は当面、横ばい。
杉正角材(KD)/価格推移

主要資材の市況 【地区別】
