トルネードパイル工法は、ソイルセメントコラム工法の芯部にらせん溝付鋼管を挿入した地盤補強工法である。
令和2年7月20日付でGBRC性能証明第20-06号を取得している。
●鋼材使用量の合理化
本工法は、冷間加工硬化等により圧縮強度が増大したらせん溝付鋼管を採用することで、芯材の薄肉化を図り、他社類似工法の芯材に対し、22%~35%の鋼材使用量低減を実現している。
●コンパクト施工が可能
本工法は、支持層へ打設せずとも高支持力杭となることから、らせん溝付鋼管及びソイルセメントコラムの径と長さを縮小できるため、小規模な施工設備で施工可能となる。
本技術は、独自に開発した撹拌装置、施工装置、および未固化ソイルセメント採取器等を用いて高品質なソイルセメントコラムを築造するスラリー系機械撹拌式深層混合処理工法である(GBRC性能証明 第16-14号 改1取得工法)。
1.四種類の撹拌装置
地盤状況や施工機の仕様に合わせて四種類の撹拌装置を使い分けることで、均質なソイルセメントコラムの築造が可能となる。
2 .上部スラリー吐出弁ユニット
撹拌装置の上部にスラリー吐出弁を装着することで、引き上げ時にもスラリーを注入しながらの混合撹拌を可能としたことで、施工能率の向上が図れる。
「基礎工|トルネードパイル工法/アイ・マーク工法|株式会社トラバース」の資料請求はこちらから