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場所打ち杭鉄筋は、地表に近い部分が最も地震の影響を受けるために杭頭部の鉄筋が太径過密で、地震の影響が少ない脚部軸筋は段落ちにより細く、本数が半分といったものが多い。
つまり地上構造物にはあり得ない「頭でっかち尻すぼみ」状態で非常に施工が難しく、座屈事故が起こりやすい。
以前は現在のような杭頭の太径過密でなく、施工者の経験による対策が効果的であったが、配筋バランスの急激な変化により、それまでの経験値が通用しなくなっている。
また場所打ち杭鉄筋かごは鉛直でないため、座屈計算が成り立たない。
見えない地下深くで起こる厄介な鉄筋かご座屈であるが、単一工種である点を最大限に利用し、CUP工法基準にのっとった実績上の座屈を起こしていない安全圏を提示する。
CUP工法基準で安全検討による一貫した補強リング部材選定/配置・金具配置の実績を使用して、安全圏として提示できる範囲を設定。
断面荷重値(軸筋単位面積当たり鉄筋重量)で安全圏の上限を100%として数値により可視化。
下グラフのように、任意の位置の負荷率と負荷の分布状況を一目で把握できるようにしている。
下表は実績杭安全検討(吊/連結/横断方向変形/座屈)の座屈検討部分である。
荷重負担率の均等化と効果的な補強リングの追加(細長比改善)に使用する。
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最終更新日:2025-09-08