NETIS登録番号:KT-140105-VR
概 要
「K-PRO工法」は、ゴム支承の耐候性を大幅にアップさせるオゾン劣化防止コーティング工法である。
ゴム支承において、過酷な条件下での使用により、オゾンクラックによる損傷が発生しているが、この破損を放置すると、損傷が拡大する可能性も考えられるため、早期の補修が望まれる。その補修方法の一つとして、被覆ゴムにコーティングする方法があり、耐候性はもちろん、ゴム支承に生じるせん断変形への追随性も兼ね備えた本工法が開発された。
本工法は、(株)川金コアテックで開発した特殊弾性コーティング材(K-Coat-R)を用いたゴムの耐オゾン性を大幅に向上できる画期的な工法である。また、新設および既設ゴム支承のどちらにも適用可能で、ゴム材料の種類を選ばない。
特 長
1.十分な耐オゾン性
被覆ゴムに、耐候性に優れたポリマーを主成分としたコーティング材を塗布することで、道路橋支承便覧規格値の10倍以上の耐オゾン性が確保できる。
2.優れた変形追随性
ゴム支承のせん断変形に対して、せん断ひずみ300%以上の追随性を有している。
耐久試験結果
●耐オゾン性試験
コーティング被膜の有無、種類に着目した耐オゾン性の比較試験結果(試験概要はJIS K6259に準拠)。
●縮小体ゴム沓による耐オゾン試験
●変形追随性試験
施工実績

ゴム支承のオゾン劣化防止コーティング(K-PRO工法) の資料請求はこちらから
株式会社川金コアテック
TEL : 06-6374-3350
FAX : 06-6375-2985
http://www.kawakinct.co.jp/
タグ: 橋梁土木特集2021