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ロードキルとは鹿・イノシシ・タヌキなどの野生動物が道路上で車にひかれる現象のことで、西日本高速道路管内での処理件数は月平均23件(2019年度)に上る。
動物の死体は一般廃棄物に該当し、法律に則り適正な処理を行う必要があり、処理従事者は血液や体液の付着や感染症リスク、腐敗臭など厳しい衛生環境の中で回収作業を行っていた。
そこで西日本高速道路メンテナンス関西と大嘉産業は共同で「ロードキル回収袋」を開発。
動物の死体処理に最適な機能を備え、一度入れると再度の開け閉めの必要がなく衛生的で、そのまま焼却可能なディスポーザル製品である。
鹿の成獣などの大きな動物も容易に収容できること、死体に直接触れずに済み汚染がないこと、密封できるため積載車両を汚さずに済むことなど、従来使っていた回収袋にはなかった機能が高く評価されている。
製品規格 | 積載目安重量(㎏) | サイズ(㎜) |
大(鹿などの成獣用) | 240 | 1800×1500 |
中(鹿などの幼獣用) | 150 | 1800×1000 |
小(小動物用) | 60 | 1000×900 |
ミニ(小動物用) | 30 | 750×750 |
ジョイントドレーンは、橋梁の伸縮装置付近の複雑な形状に溜まった滞留水を効果的に排水する床版排水パイプである。
橋梁のアスファルト舗装に浸透した雨水は、アスファルトの剥離、床版防水の早期劣化や伸縮装置の破損などの要因となる。
また橋梁端部(伸縮装置部)においては特に雨水の滞留が多く、冬季の凍結融解などの悪影響を受けやすいため、滞留水を速やかに除去する必要がある。
従来の床版用水抜きパイプは、設置のためにコンクリート床版の鉄筋探査、鉄筋を避けてのコアドリル削孔、水抜きパイプ設置、樹脂による空隙部の充填などの作業が必要であった。
西日本高速道路メンテナンス関西と中大実業が共同開発したジョイントドレーンは埋設設置で、遊間を利用して排水するため、伸縮装置取り換え工事と同時施工が可能で、鉄筋探査やコアドリル削孔が不要。
簡単・スピーディーな設置が可能である上、埋設型ジョイントや既設橋がPC桁であっても設置できる。
橋梁の排水急所部で延命化に貢献できる製品として、橋梁改修工事などで特に力を発揮する。
●特許第5522702号
●令和元年度準推奨技術
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最終更新日:2025-04-11