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植物系研削材によるブラスト ボタニカルブラスト工法|橋梁補修補強工|極東メタリコン工業株式会社

NETIS登録番号:QS-240004-A
施工状況
施工状況
層間剥離における施工例(左:施工前、右:施工後)
層間剥離における施工例(左:施工前、右:施工後)

 

概要

硬度の低い植物系の研削材(コーン、クルミ、ピーチなど)をブラスト施工に用いることで、健全な塗膜(上塗・下塗)を残しつつ、脆弱で付着していない層のみを効率よく塗膜除去する事ができる新しいブラスト工法。
中村建設㈱と共同開発で誕生した。
活膜を残す事ができることから、コストの削減や工期短縮、長寿命化に寄与する。
 
公共工事では、鋼またはコンクリート構造物(橋梁上部工、橋脚、樋門樋管、付属物、施設、建築物の外壁等を含む)にその効果を発揮する。
・特許取得(第7231252号)
 
 

特長

新規性

  • 従来技術であるディスクサンダー、ワイヤーホイール等の動力工具と手動工具を併用した素地調整から、リサイクル可能な植物系研削材(コーン・クルミ・ピーチなど)を使用するブラスト工法とした。
  • 脆弱で付着していない塗膜のみを除去でき、防食性の高い健全な防食下地層を残す事ができる。
  • 早世桐などの研削材を使用することで、カーボンニュートラルに貢献する。
  • 層間剥離対策工法としても活用できる。

 
期待される効果

  • 目視では把握が困難であった塗膜の浮きや剥がれが処理できるほか、凹凸部・狭隘部等での施工が可能。
  • 動力工具では完全に除去出来ない塗膜脆弱部に適用可能で、再塗装の早期劣化や層間剥離の防止効果が期待できる。
  • 活膜を残すことで省工程塗装が実現するほか、工期短縮やコスト削減を図ることが可能。
  • 植物系の研削材を使用することで、従来技術よりもCO₂の排出量を大幅に削減できる。
  • 活膜を残すことで鋼材の露出リスクが低減し、ターニング(戻りサビ)の発生を抑制できることから、雨天時や多湿環境(湿度85%)においても施工が可能。

 
 

適用条件

  1. 自然条件
    ・素地が露出する場合、雨天時や多湿(85%以上)、低温環境(5℃以下)では施工不可。
    ・強風・降雪時等は施工不可。
  2. 現場条件
    ・塗膜片や研削材の飛散防止用シート養生が必要。
    ・機材設備の設置スペースとして、4tトラック1台分のスペースが必要。
    ・腐食が激しい場合は施工不可。
  3. 技術提供可能地域
    ・全国

 
 

適用範囲

  1. 適用可能な範囲
    ・素地調整程度2種、3種、4種を必要とする鋼構造物全般
    ・コンクリート構造物の素地調整
    ・溶射表面の脱脂等の清浄化
  2. 特に効果の高い適用範囲
    ・防食性の高い下地を残置させつつ、塗替えをしたい箇所
    ・層間剥離等の塗膜付着不良が生じている構造物全般
    ・粉塵の飛散を減らしたい現場
    ・動力工具では剥離しきれない凹凸、狭隘部等

 
 

施工事例

施工事例
 

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最終更新日:2025-04-01

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