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泥化研削材による湿式ブラスト工法 F砂S工法|橋梁補修補強工|FSS工法協会

NETIS登録番号:CB-190010-A
F砂S 湿粒ブラストの構造
F砂S 湿粒ブラストの構造

 

概要

F砂S工法はドイツ語の「Feucht Sand Strahlung(濡れた砂を吹き付ける)」が意味する通り、湿粒化状態の研削材を圧縮空気で吹き付け、鋼等の表面を研掃するブラスト工法である。
 
水の膜に覆われた研削材は鋼等表面への衝突時に塗料、錆、有害物質を包み込むことで粉塵の抑制と飛散を防止し、従来の乾式ブラスト工法では除去が困難な付着塩分の除去も同時に実施、一工程での処理が可能。
 
高品質な1種ケレン使用を目指した素地調整工法として、また近年問題となっている鉛含有塗膜のかき落としも確実に湿潤化して行うことができる。
 
 

特長

●タンク内で水と砂を加圧した泥化研削材
従来の乾式ブラスト工法は、非金属系研削材の飛散と破砕粉塵が激しいため、作業時に集塵装置や粉塵防護仮設備、通風換気設備、採光装置などの設備を要する。
対して湿粒化した研削材のブラスト工法は、コンパクトな機械設備かつ粉塵発生を抑制でき、コスト面・衛生面で評価されている。
 
●泥化研削材による湿式ブラスト工法

  • 水と完全に混合されたブラストメディアは、搬送中のホース内で既に粉塵が抑えられており、施工時の粉塵量は非常に少ない。
  • 完全に水に覆われたブラストメディアは跳ね返りが少なく、養生を簡易化できる。
  • 湿式ブラストの弱点である戻り錆びを抑制し、仕上がりは乾式ブラストと同等。
  • 鋼構造物の塩分を除去し、PCBや鉛を含有した有害塗膜の除去に要求される湿潤化にも対応。
  • 仮設ヤードのない現場など設備は4t車に積載可能。
添接板 施工前
添接板 施工前
添接板 施工後
添接板 施工後

 
●防錆プライマー処理対応

  • 気化水溶性防錆剤を適用するため、研掃面の防錆プライマー処理までの品質確保が可能。
  • 気化水溶性防錆剤の適用は戻り錆発生を抑制し防錆プライマー処理まで鋼表面を保護するので、鋼道路橋防食便覧に決められている4時間以内での品質を確保が可能。

 
 

【気化水溶性防錆剤】

●戻り錆びを防止して乾燥を早める

  • 防錆剤には劇物・危険物に該当するものがある。
    繁忙な作業現場を考慮し、安全性第一に開発。※PRTR法非該当
  • 乾燥を早める改良を加え、メーカースペックの防錆剤に比べ水分揮発を大幅に向上。
  • 防錆効果は24時間以上(現地状況による)、ブラスト後4時間以内の研掃品質の確保が可能。
  • 特許出願公開 特開2024-16567:共同出願者
    (地独)岩手県工業技術センター、(株)中央コーポレーション、(株)TERUI、大和化成(株)

 
 

各技術との比較

各技術(工法)の比較 新技術 従来技術
F砂S工法
湿粒ブラスト

気化水溶性防錆剤
乾式 ブラスト

気化水溶性防錆剤
で洗浄
乾式
ブラスト

水洗浄
乾式
ブラストのみ
塩分除去は
厳しい
1.安全性:
PRTR法対象物質非該当
2.安全性:
PCB・鉛含有塗膜除去時の湿潤化
× × ×
3.安全性:
粉塵の抑制

(乾式の5%未満)
× × ×
4.塩分除去性能 ×
5.水洗浄後の戻り錆び対策 ×
 

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最終更新日:2024-12-24

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