「Hrソイル工法」は、土系吹付による防草対策工法であり、自然土および木質繊維質材と酸化マグネシウムを主成分とする固化剤を混合し、法面に吹き付けることにより、雑草抑制や浸食防止を図る環境に配慮した工法である。
(酸化マグネシウムは、肥料、医療品、食品添加物としても利用され、全ての自然環境に無害である)
また、仕上がり面が自然な土砂色であり、被覆面全体が自然景観になじみやすい。
固化材としてセメントを使用した場合に比べ硬化体は乾燥収縮が起こりにくく、結束材として混入する木質繊維質材により硬化体のひび割れ抑制と靭性向上効果がある。
公共工事では、法面に防草対策としてモルタル吹付工やコンクリート張工を行う工事、景観を重視する公園等における防草対策工や緩勾配法面保護工に適用ができる。
施工実績も豊富であり、島根県の「しまね・ハツ・建設ブランド」登録技術(A2101)にも登録をされている。
1.景観保全や環境に配慮した法面保護工
2.法面の雑草抑制工
3.仮設法面の浸食防止対策工
4.史跡整備事業
1.モルタル吹付やコンクリート張と比較し、施工目地や側溝等に隙間が生じにくく、従来の技術に比べ長期間草木の侵入を防ぐことができる。(道路維持管理費の軽減)
2.真砂土や砂などの自然土を使用するため、自然な仕上がりになり周辺環境と調和し景観性に優れる。
3.自然環境に対し無害な材料を使用するため、撤去の必要が生じた場合は金網を取り除き細かくすることにより、植栽土や盛土材として再利用が可能となり産業廃棄物とならない。(産業廃棄物の発生抑制)
「法面工|環境・景観配慮型 土系吹付 Hrソイル工法|Hrソイル工法研究会」の資料請求はこちらから