大断面カルバート　ジオウェアカルバート｜ボックスカルバート工｜ジオスター株式会社

NETIS登録番号：（旧）KT-150095-A

ジオウェアカルバートボックスタイプ

ジオウェアカルバートアーチタイプ

概要

ジオウェアカルバートは、カルバート断面を複数に分割したプレキャストコンクリート部材を用いることにより、大型あるいは大断面のカルバート構築を可能とした。

一部の部材が、現場打ちのコンクリートとなる場合がある。
カルバート各部材間の接合は、機械式継手を使用することにより、継手部分がすべて剛接合となる。
カルバート部材間のうち、プレキャストコンクリート部材同士の機械式継手は、耐震性能を実物大試験により確認したモルタル充填式鉄筋継手を使用している。

断面形状は、ボックスタイプの「ジオウェアカルバート（ボックスタイプ）、略称ジオボックス」、頂版部が円弧アーチ形状となる「ジオウェアカルバート（アーチタイプ）、略称ジオアーチ」がある。

特長

工期短縮
工場で製造された部材を現場に搬入し、組み立てて構造物を構築するため、現場工期の短縮を図ることができる。
高性能・高耐久性
品質管理の行き届いた工場で製造することにより、品質が均一で精度の高い安定した部材を用いて構築できる。
また、高強度コンクリートを使用することで耐久性に優れた高性能な構造物となる。
省人化・安全性の確保
組立は熟練工が不要で、反復作業となることから作業効率の向上が期待できる。
耐震性
組立式の大型プレキャストカルバートの弱点である部材間継手に、耐震性能を確認した高機能の継手を使用することで、一体成型された現場打ちコンクリートと同等の耐震性能が発揮できる。

ジオウェアカルバートボックスタイプ

・分割式ボックスカルバートであるため、自由な断面が構築できる。
・合理的な分割方式により、製品の運搬や施工が容易に行うことができる。
・一般的な大型ボックスカルバートの断面に加えて、内空幅 10m以上の大断面にも対応できる。
・全断面を現場打ちする場合に比較して、軽量化を図れるとともに、工期短縮、省人化を図ることができる。

ジオウェアカルバートアーチタイプ

・大断面用に開発した大型の分割式アーチカルバートであり、高土被りに対応できる。
・耐震性能を実物大試験で確認した、曲線部でも施工可能な新型のモルタル充填式鉄筋継手の採用により、従来施工できなかったアーチ部途中での継手が可能。
・現場打ちコンクリートによる底版部材とプレキャスト側壁部材は、機械式継手で接合する。

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最終更新日：2025-03-27

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