コンクリート補強用ナイロン繊維　ニュークリートセカンド｜コンクリート工その他｜株式会社エイオービーアンドダヴィンチインターナショナル

NETIS登録番号：QS-200016-VE
NNTD登録番号：1134

福岡県西区駐車場法面比較写真（打設後約１年）

鹿児島県肝付町内之浦津波避難タワー（2019年4月竣工）

概要

「ニュークリートセカンド」は、局部破壊、爆裂に対するコンクリートの研究をしているイスラエル企業が、コンクリート・モルタルのひび割れ・剥離・剥落を抑制を目的として開発したナイロン繊維である。

１m³分300gには繊維長12㎜、繊維径12～15μmという超極細の繊維が約１億2,000万本入っている。
この大量の超極細繊維はアスペクト比が極めて大きいので曲げタフネスに効果が大きく通常のコンクリートでは得ることのできない架橋効果を発揮し「初期クラック・乾燥収縮ひび割れ・温度ひび割れを抑制」「剥離・剥落の防止」「接着強度の増加」等の効果を高める。
また、袋ごと投入できるため現場での作業性、安全性が確保できる。
2023年９月にNETIS識別記号VEを取得。

JR東日本は、2003年１月以降の新設コンクリート構造物の剥落防止対策として合成繊維による繊維補強コンクリートを適用することを決定し、本製品は該当繊維として認定されている。

荷姿

繊維

特長

普通コンクリートにナイロン繊維を300g/m³混入することで、初期クラック・乾燥収縮ひび割れ・剥離/剥落等を抑制できる。
表面を特殊コーティングしたことで、コンクリート内部での分散性が高まり、均質なコンクリートができる。
ナイロン繊維は300gごとに袋詰めされており、計量の必要がない。
また、袋ごと投入ができ、ゴミを出さない。
土木、建築、二次製品等工種を選ばず適用できる。
法面・トンネル工事等での、モルタル・コンクリートの吹き付け工事ではリバウンドが軽減できる。
プラントでの投入と生コン車での現場投入とし、投入のための特殊な機械、人員等は不要である。

使用用途

［土木］・橋梁、高架橋、壁高欄、地覆部等
　　　　・法面、法枠工
　　　　・トンネル覆工
　　　　・湾岸のコンクリート構造物
　　　　・水門・樋門・舗装コンクリート
［建築］・物流倉庫床面
　　　　・高強度コンクリート建造物
　　　　・戸建住宅の基礎、土間
　　　　・RC造建築物全般・モルタル
　　　　・コンクリート二次製品

・ナイロン繊維
・比重1.16
・親水性
・表面特殊加工
これらの物性により、
高い分散性を実現

留意事項

設計時
繊維混入量：標準混入量300g/m³。
施工時
アジテータ車投入後、高速回転で約４分間撹拌すること。
※施工前の試験練りを指導する。
維持管理等
万一、保管管理が好ましい状態ではなく商品が水分を含んだりすると撹拌の際に均一に混ざらない可能性があるので注意する。
保管方法としては湿気が来ないように保管する。

施工事例

法面吹付/ひび割れ抑制

橋梁・フーチン/ひび割れ抑制

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住所〒 896-0001 鹿児島県いちき串木野市曙町84 TEL 0996-33-0615 FAX 0996-33-0614
HP https://newcrete.jp/

最終更新日：2025-03-13

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