NETIS登録番号:KT-220139-A

スパイラルアンカー工法
「スパイラルアンカー工法」は既設鉄筋コンクリート構造物への影響を最小限に抑えた、せん断補強工法である。
供用中の既設鉄筋コンクリート地下構造物および水門、堰、橋台などの地上構造物を対象に、片側からあと施工でせん断補強を行い、部材のせん断耐力を向上させる技術である。
[工法概要]
1.構造物の表面からコアドリルまたは削岩機、ハンマードリルを用いて削孔し、孔壁内面を目粗し処理する。
2.その孔内に、端部定着体(検討により定着体なしも可能)を付けた補強鉄筋を挿入する。
3.定着材(グラウト)を注入する。グラウト硬化後に構造躯体と一体化させ、部材のせん断耐力を向上できる。
建設技術審査証明:第1402号