環境調和型素材　レジンコンクリート｜コンクリート工｜株式会社サンレック

主な原材料

耐薬品性

耐久性（凍結・融解性）

概要

レジンコンクリートとは、セメントや水を一切使わず、熱硬化性樹脂（レジン）を結合材として、砂利・砂・炭酸カルシウムといった骨材などを強固に固めたコンクリートである。
結合材には通常、硬化時間が自由に調整できる不飽和ポリエステル樹脂が用いられることが一般的だが、用途によってはエポキシ樹脂なども使用されている。

特長

高強度・軽量で高耐久
一般的なセメントコンクリートに比べて約３～５倍高い強度を有しているため、壁厚の薄い軽量でコンパクトな製品設計が可能。

特性	単位	レジンコンクリート	セメントコンクリート
密度（比重）	—	2.3～2.4	2.3～2.4
圧縮強さ	N/㎟	90～150	20～50
圧縮弾性率	×103N/㎟	25～35	23～35
曲げ強さ	N/㎟	15～35	3～6
引張強さ	N/㎟	7～15	2～3
衝撃強さ	kj/㎡	2～4	1.5～2
難燃性	—	JIS難燃３級	JIS難燃１級

レジンコンクリートとセメントコンクリートとの物性比較

短納期＆工期短縮
硬化時間が早く、常温２時間で成形が完了し、24～48時間で最終強度が発現する。
小型薄肉化・軽量化による掘削、設置、埋め戻しの省力化
を図ることができ、施工能率向上による早期道路開放が可能。
特に復旧を急ぐ工事に有効である。
一般プレキャスト製品・現場打ちコンクリートより工期が短縮され、トータルコスト削減に貢献できる。
環境にやさしい
高強度で超早強性の材料であるため、製品の薄肉化、軽量化が可能。
製造・輸送・設置の工程において、鉄筋コンクリート製品に比べCO2排出量の大幅削減により、地球温暖化防止に貢献。
同社では、これらレジン製品の製造・販売を通じ、原材料の見直しなども含め温室効果ガス排出量削減など、SDGsの取り組み目標達成、GX化社会の実現に向け積極的に取り組んでいる。