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阪神大震災の教訓から構造物の耐震性能を高めるために、土木分野では従来の直角フックに代わって両端に鋭角または半円形フックを持つせん断補強鉄筋を使用することが標準となった。
ところが、このようなせん断補強鉄筋を配筋するには、主筋と配力筋、さらにせん断補強鉄筋を複雑な順序で組み立てる必要があり、施工能率が低下するばかりか、機械式継手を必要とする場合もあり、コストアップが重大な問題となる。
そこで、定着をプレートを用いて確実に行い、施工性と耐震性能の向上を同時に実現した工法が、プレート定着型機械式定着鉄筋「Head-bar」である。
1.スラブ上下主筋、壁主筋の組み立て後にせん断補強筋の配筋が可能。
2.施工効率の向上により、労務の低減を図ることができる。
3.生産性の向上により、工期短縮が期待できる。
4.スラブ上下主筋を先行して組み立て、確実な精度で結束ができるため、配筋の精度が向上。
5.曲げフックと比較して、定着プレート厚は9㎜のため、かぶりの確保が確実である。
※建築構造評定取得
せん断補強工法に用いる同製品は、矩形または円形のプレートを鉄筋端部に摩擦圧接接合した鉄筋である。
複雑な鉄筋の組立作業が確実で、簡単に早く行える。
●IーHeadーbar
片端プレート型で施工困難な高過密配筋の箇所でも施工を可能とした両端矩形プレート型のせん断補強鉄筋。
両端半円形フックと同等以上の施工性で、曲げ加工をが不要。
製作工場から直接作業現場に納入が可能。
以前より製作していた両端(矩形+円形)プレート型タイプよりコンパクトで経済的である。
●ОーHeadーbar
せん断補強用途のみで使用可能。
(横拘束用途での使用は不可)小径円形プレートを適用しているためコンパクトで取り扱いが向上する。
従来の曲げフックの代替として、摩擦圧接で取り付けたプレートの支圧により鉄筋をコンクリート内に定着する工法である。
曲げフックが不要なため、パネルゾーンの配筋が簡略化され、施工能率の向上が期待できる。
※建築技術性能証明書取得
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最終更新日:2025-10-27
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