• 建設資材を探す
  • 電子カタログを探す
ホーム > 話題の新製品 > 土木資材・工法 > 高周波誘導加熱装置を用いたリベット打設の新工法「KMリベット工法」を開発

川田工業株式会社(所在地:東京都北区、代表取締役社長:川田 忠裕)とMKエンジニアリング株式会社(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:竹之内 博行)は、歴史的鋼橋に多く利用されているリベット接合の取替えに、高周波誘導加熱法を用いた新工法「KMリベット工法」を開発した。
 
KMリベット工法
 
コークスと火床を用いた、熟練を要する従来加熱法に対し、瞬時にリベットを高温まで加熱、施工用機材一式もユニット化することで、スピーディーなリベット施工が可能。この新工法では、施工用機材を積み込んだ4tユニック車で現地付近に進入し、取り替えが必要なリベットの直近に加熱コイルを配置できる。このため、コークス火力でのリベット焼きや、焼いたリベットの施工箇所への投げ渡しが不要になり、従来工法に比べ作業の効率と安全性を大幅に高められる。
 
■KMリベット工法のポイント
高周波誘導加熱技術を用いたリベット加熱法とその施工用機材をユニット化したシステム。
 
・スピーディーな施工
高周波誘導加熱法により、瞬時に均等な加熱ができ、数秒で打設可能な温度になる。
 
・優れた安全性
最大40mの延長ケーブルを使用することで、リベット打設する間近での加熱が可能で、コークスの火床や高温リベットの投げ渡しが必要なくなることから、火災の危険性が極めて少なくなる。
 
・作業を標準化
あらかじめ高周波誘導加熱機にて加熱条件を設定し、スイッチひとつで操作できることから、リベットの加熱に関する熟練工の知識と経験が不要。
 
・施工用機材のユニット化
発電機、コンプレッサー、高周波電源、冷却装置、加熱コイルを4tユニック車へ登載してユニット化し、現場搬入し易いシステムとした。
 
 
 
■問い合わせ先
川田工業株式会社

https://www.kawada.co.jp/

最終更新日:2023-05-19

 

同じカテゴリの新着記事