- 2024-04-19
- 建築資材・工法
大建工業株式会社(所在地:大阪市北区、社長:億田 正則)は、東海旅客鉄道株式会社(所在地:愛知県名古屋市、社長:丹羽 俊介)およびジェイアール東海商事株式会社(所在地:愛知県名古屋市、社長:稲葉 秀夫)と連携し、“東海道新幹線再生アルミ”を有効活用したサステナブルな内装建材を共同開発した。
建材業界で初となる新幹線再生アルミを活用した規格品(カタログ製品)として、「グラビオルーバー US/UB ボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」の販売を開始している。
■“東海道新幹線再生アルミ”について
JR東海グループが開発した、新幹線車両に使用されていたアルミから付着物を取り除き、高純度のアルミ合金のみを抽出する手法(特許取得済み)によってリサイクルされた“東海道新幹線再生アルミ”は、アルミを新製する場合に比べ、製造時に必要なエネルギーを抑えられるため、CO2 排出量を 97%削減し、環境への負荷を軽減することができる(一般社団法人日本アルミニウム協会算出データ)。
新幹線車両に使用されていた強度の高いアルミの再生素材のため、装飾だけでなく、建築材料や精密機械にも使用することができる。
■製品の特長
新製アルミを使用していた従来品「グラビオルーバー」の芯材部分に“東海道新幹線再生アルミ”を活用。
- 再生アルミと国産材の活用
- 優れた不燃性能
- 優れた施工性
“東海道新幹線再生アルミ”をルーバーに活用することで、これまで以上に環境配慮への貢献が可能となる。
「グラビオルーバー US ボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」の表面化粧材には、要望に応じて地域産木材の使用も可能としており、地域経済および林業の活性化にも貢献。
未利用資源であるロックウール(鉱物繊維)やシラス(火山性ガラス質材料)などを原材料にした独自の無機質素材“ダイライト”を基材に使用しているため、軽量で加工性、防火性にも優れている。
一般的な不燃木材ルーバーや直付タイプに比べて、施工時間と工程数が削減でき、省施工につながる。
■問い合わせ先
大建工業株式会社
https://www.daiken.jp/
最終更新日:2024-04-19
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