三建設備工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松井栄一)は、BIM(Building Information Modeling)データを活用した次世代施設管理プラットフォーム「BIM-UNIFICATION-PLATFORM(以下、BUP)」を開発し、2026年春より外部への販売を開始する。
同プラットフォームは、株式会社キーエンスのデバイスを活用し、施設管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進するもの。
■開発背景と「BUP」の概要
近年、施設管理においては、維持管理コストの最適化や資産価値の最大化が重要な経営課題となっている。
しかし、従来の管理システムは情報が分断され、効率的なデータ活用が難しかった。
「BUP」は、この課題を解決するため、設備工事会社である三建設備工業が持つ、建物や設備の構造、そして運用・維持管理における現場の課題に対する深い知見を最大限に生かして開発された。
本プラットフォームは、BIMデータに加え、中央監視システム(SCADA)、施設情報台帳(FMDB)、メンテナンス情報など、施設に関するあらゆるデータを統合(Unification)するデータベースを構築している。
これにより、施設のライフサイクル全体にわたる多角的なデータ分析と将来予測が可能となり、最適な維持管理を実現する。
■「BUP」の3つのフリーとアドバンテージ
[3つのフリー]
1.中央監視ベンダーフリー
特定のメーカーに依存せず、多様な中央監視システムと連携可能。
2.CADベンダーフリー
BIMデータだけでなく、さまざまなCADデータに対応。
3.セミオーダーによるシステムフリー
顧客のニーズに合わせてカスタマイズ可能なため、柔軟なシステム構築が可能。
[3つのアドバンテージ]
1.中央監視データとの連携:
中央監視システムから機器の運転データを直接取り込み、耐用年数の解析や更新時期の予測を自動で行う。
2.施設資産の一元管理:
BIMデータと連携することで、一般的なビルから工場、病院まで、施設内のあらゆる機器・資産を一元的に管理できる。
3.情報端末による現場管理:
ハンディターミナルを活用することで、現場でのメンテナンス作業の進捗や記録をリアルタイムで把握できる。
■問い合わせ先
三建設備工業株式会社
https://skk.jp/
最終更新日:2025-10-01
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