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乾式ワイヤーソーイング工法|構造物とりこわし工|第一カッター興業株式会社

NETIS登録番号:(旧)KT-080004-VE
切断状況

切断状況

切断後

切断後


概要

ワイヤーソーイング工法は、人工ダイヤモンドを使用したダイヤモンドワイヤーを用いて切断する工法であり、重機等を使用した解体工法に対して、低振動・低騒音の工法として広く活用されてきている。
 
「乾式ワイヤーソーイング工法」は、コンクリート構造物をワイヤーソーで切断する際、切削用冷却水を使用しないで切断する技術である。
従来のワイヤーソーイング工法と異なり、切削汚泥が発生せず切削粉として回収でき、汚泥の飛散防止と産廃量の低減ができる環境負荷の少ない工法である。
 
対象構造物は上部・橋脚工事、橋脚の鉄板巻き、壁高欄、コンクリート防護柵、オーバーブリッジ、跨線橋、鋼管基礎などで、国土交通省・自治体・鉄道事業者・首都高速道路・NEXCO各社などに実績がある。
 
 

特長

  1. 周辺環境(河川等)への環境負荷を軽減
    河川や高速道路等に架かる橋や既存の建物を切断撤去する際に、周辺へ排水汚泥が漏水するリスクを軽減できる。
  2. 安全性の向上
    切断面をワイヤーガードにて囲い養生することにより、切断工具であるダイヤモンドワイヤーが破断した場合、囲いが緩衝することで被災を防止できる。
    また寒冷地では、冷却水の凍結により作業員が足場上の作業で転倒・転落する危険性を回避できる。
  3. 給排水設備費が不要
    従来工法では冷却水を供給する給水設備が必要で、水道等が敷設されていない現場では別途設備費用を計上する必要があった。
    また、排水汚泥は回収し適正な水処理を行うか、建設汚泥として産業廃棄処分をする必要があった。
    本工法では冷却水を使用しないため、排水汚泥が発生せず、切削粉として集塵機等で回収でき、上述のような大掛かりな設備は不要となる。
  4. 産廃量の低減
    切断により発生する廃材は切削粉として回収できるので、水分を含んだ排水汚泥よりも大幅に産廃量の低減ができ、そのままで産業廃棄処分が可能になる。

 
 

軟式ワイヤーソーイング工法
集塵

集塵

集塵回収した切削粉

集塵回収した切削粉



 

適用範囲

  1. 適用可能な範囲
    ・施工対象はコンクリート構造物
  2. 特に効果の高い適用範囲
    ・切削汚泥を流すことのできない場所(海、河川等)でのコンクリート構造物の改修・解体工事全般
    ・給排水設備が設置困難な場所(高所、閉所等)での、コンクリート構造物の改修・解体工事全般
    ・階下や隣室への浸水が懸念される構造物の改修工事(免震・耐震工事)
  3. 適用できない範囲
    ・水中切断となる場合
    ・ワイヤーガードを設置できない複雑な形状の場合
  4. 適用にあたり関係する基準
    ・乾式ダイヤモンド工法研究会発行:「施工計画の手引き(乾式ワイヤーソーイング工法)」
 

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HP https://www.daiichi-cutter.co.jp/

最終更新日:2023-10-25

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