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杭先端チャッキング機構併用既存杭引き抜き工法(TK工法)|構造物とりこわし工|株式会社徳永組

NETIS登録番号:KK-210007-A
施工状況1

施工状況

施工状況2
杭先端チャッキング機構

杭先端チャッキング機構

概要

本技術は既存杭の引き抜き撤去に関する工法であり、既存杭先端を支持しながらケーシングごと引き抜くことで、既存杭全長の完全な引き抜き撤去を可能にしたものである。
従来技術であるオーガーケーシング杭抜工法(テレスコクローラクレーンベースの本体機にリーダーを取り付け、そのリーダーにオーガーとケーシングをセットし、杭周を削孔して本体機もしくは相判機にて杭を引き抜く工法)では、既存杭に損傷や劣化および継手不良がある場合、既存杭を取り残す可能性があったが、本技術ではこの点が解消されている。
 
本工法で引き抜かれた杭 (先端にも損傷などはない)
本工法で引き抜かれた杭 (先端にも損傷などはない)
 

特長

  1. 既存杭周囲に埋め込んだケーシング下端の上爪・下爪からなるチャッキング機構により、既存杭先端を斜め鉛直に起立した下爪が支持して、ケーシングごと既存杭を引き抜くことができる。
  2. ケーシングごと既存杭を引き抜く工法なので、ワイヤーロープを使用せず施工性が向上する。
  3. 施工性の向上による経済性の向上、工程短縮を実現。

 

杭先端チャッキング機構(内側)

杭先端チャッキング機構(内側)

杭先端チャッキング機構(外側)

杭先端チャッキング機構(外側)


適用範囲

適用可能な範囲
・松杭:杭径100~600mm、杭長40m以下
・既製杭(PC・RC杭):杭径200~1,000mm、杭長50m以下
・鋼管杭:杭径100~1,200mm、杭長50m以下
・場所打ち杭:杭径600~800mm、杭長50m以下
・場所打ち杭:杭径1,000mm、杭長25m以下
 
特に効果の高い適用範囲
・施工条件が完全撤去   
・隣接構造部への近接施工
・既存杭が継杭      
・既存杭が経年劣化している
・既存杭径が細い     
・既存杭が長尺杭
・既存杭の杭頭が深い
 
 

施工手順

  1. 既存杭杭頭確認
    バックホ-にて既存杭の杭頭出しを行い、杭芯を確認して埋め戻しを実施。
  2. 施工機械設置
    杭頭にケーシングをかぶせる。
  3. ケーシング挿入
    ケーシングを右回転させて地中に挿入していく。
    挿入中、垂直度を常に確認する。
  4. 杭フリクションカット完了
    所定の杭の長さ分ケーシング削孔し、杭がケーシングと一緒に回転したらフリクションカット完了。
  5. 既存杭チャッキング
    ケーシングの先端の上爪、下爪からなるチャッキング機構により既存杭先端を下爪が支持。
  6. 既存杭引き抜き
    ケーシングを左回転させてながら地上まで引き抜く。
  7. 既存杭取り出し
    チャッキング機構を開閉し、既存杭を地表面に下ろし、既存杭に玉掛けを行う。
  8. 既存杭の切断
    玉掛けした既存杭を、コンクリート圧砕機により順次切断しながら集積する。
  9. ケーシング削孔部の埋め戻し
    ケーシング削孔部に、埋め戻し材料を充填する。
 

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HP http://www.tokunagagumi.co.jp/

最終更新日:2024-04-09

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