電子カタログ

「スラリー中圧式自動攪拌工法(ICT施工システム) Eight工法|中層混合処理工|日本基礎技術株式会社」の資料請求はこちらから

スラリー中圧式自動攪拌工法(ICT施工システム) Eight工法|中層混合処理工|日本基礎技術株式会社

NETIS登録番号:KT-230182-A
施工写真
施工写真
マシンガイダンス画面
マシンガイダンス画面
 
機械操作画面
機械操作画面

 

概要

高油圧モーターを内蔵した撹拌装置を左右相対に回転させ、原地盤とスラリー化した改良材とを撹拌混合して、軟弱地盤を化学的に固化処理する中層混合処理工法である。
また、ICT化により施工はタブレットのボタン操作で自動化されており、オペレーターの技量に左右されない高品質で鉛直性の高い柱状改良体の築造が可能。
 
建設技術審査証明、ICT建設機械認定を取得。
 
 

特長

  1. 撹拌装置
    左右の高油圧モーターを相対に回転させることで、原位置土を上下左右に強制的に動かし、外側へ内側へと8(Eight)の字のような動きで効率よく混合撹拌を行う。

  2. 着底管理
    専用の制御装置で、着底層付近での貫入速度および回転圧力の変化を確認することで、N値50を超える軟岩に精度よく着底管理が可能。
  3. 中圧吐出
    貫入時に、中圧(0.8~3.0MPa)で吐出を行うことによって、低圧吐出に比べ、撹拌地盤内にスラリーを拡散させることが可能。
    また、スラリー吐出を貫入と引抜時に分けることでリークを減らし、地盤へ確実に固化材を置くことが可能。

 
 

ICTを活用したシステム

  1. 自動制御システム
    「施工機の姿勢」「貫入・引抜」「スラリー吐出量」を自動で制御するシステム。
    施工機のアーム・ブームに設置した傾斜計の計測値を基に、複数の油圧シリンダーを自動伸縮させて攪拌装置の鉛直性を保ちながら、貫入と引抜作業を自動で行う。
    また、貫入・引抜速度に合わせてスラリーの吐出量を自動制御する。

    オペレータ操作状況
    オペレータ操作状況
  2. 施工管理システム
    施工管理システムは、施工管理条件(深度、貫入・引抜速度、水平距離、流量、回転速度、攪拌装置傾斜角度)を設定し、リアルタイムに管理・制御・監視することが可能。
    また、油圧シリンダーを自動停止する油圧圧力値を設定でき、さらに警告表示や緊急停止を行う機能を有す。
  3. 専用タブレット端末
    自動制御システムと施工管理システムは、専用タブレットからも操作が可能。
    さらに、Wi-Fi接続することにより、遠隔での操作も可能。
  4. オートパイロット機能
    タブレットのボタンを1回押すだけで設定された深度まで施工を行うことが可能。
  5. 位置誘導
    ICT施工時には、制御装置に位置誘導システムを搭載し、GNSSを用いて、施工位置の確認ができ、位置出し(明示・マーキング)の省略化が可能。

 
 

適用範囲

ベースマシン 最大改良深度 適応土質※1
粘土性 砂質性
0.8㎥ベース 6.0m※2 標準施工※4 N値≦8
最大N値 10程度
標準施工 N値≦20
最大N値 35程度
1.9㎥ベース 10.0m※3

※1.適応土質は、令和7年3月時点での実績
※2.延長マストを使用することで7.0mまで施工可能
※3.延長マストを使用することで13.0mまで施工可能
※4.標準施工とは、専用の撹拌装置を用いた相対撹拌で、施工速度を貫入1.0m/min,引抜2.0m/minでの施工

 

「スラリー中圧式自動攪拌工法(ICT施工システム) Eight工法|中層混合処理工|日本基礎技術株式会社」の資料請求はこちらから

日本基礎技術株式会社 メーカーの製品一覧 >

住所 〒 530-0043 東京都渋谷区幡ヶ谷1-1-12 NKG東京ビル TEL 03-5365-2500 FAX 03-5365-2522
HP https://www.jafec.co.jp/

最終更新日:2025-09-26

「スラリー中圧式自動攪拌工法(ICT施工システム) Eight工法|中層混合処理工|日本基礎技術株式会社」

「共通工」の新着電子カタログ

TOP