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「自在R 連続基礎」は、ガードレールやガードパイプなどの防護柵を設置する際に使用するプレキャスト連続基礎。
自転車のチェーンに着想を得て開発されたもので、アール加工されたブロックの端部を上下に重ねてM27ボルトで連結し、防護柵の支柱を建て込む。
曲率を自在に調整できるため、現場のカーブに柔軟に対応できることが特長である。
道路環境の改善の目的で緊急に実施されることが多いガードレールやガードパイプの現場打ち連続基礎をプレキャスト化することで、大幅な工期短縮を実現し、周辺道路の交通規制も短くすることができる。
「車両用防護柵標準仕様・同解説」の連続基礎の設計を参考に、衝突荷重に対して連続延長で抵抗する考え方で安定計算を行うため、従来の独立基礎と比べ安全性が非常に高く、基礎断面を小さくできる利点がある。
ブロックの規格はH型、N型、F型、S型、A型、B型、RS基礎、交差点用の8種類。
いずれも自動車の衝突を考慮した設計がされており、設計条件に応じて、車道と歩道を分離する防護柵や中央分離帯の防護柵(埋設式)車線規制時の誘導用仮設防護柵(置き式)路肩部やブロック積擁壁、補強土壁上部の防護柵(路肩用)などの基礎として活用できる。
経年に伴い増加している高速道路のリニューアル工事。
片側2車線道で、上り・下りの一方を規制により閉鎖し、残りの車線を仮設防護柵で区切って上下線各1車線を確保する場合を想定すると、上下線が対面通行となるため、工事区間で車両が逸脱するのを未然に防ぐ必要がある。
「自在R連続基礎」は、下図イメージ図のように使用することにより、車両の逸脱を防止し、工事区間の安全に効果を発揮する。
H型・N型は置き式専用、F型は埋設専用のSB種(衝突荷重80kN)に適用可能な規格である(支柱間隔1m対応可能規格)。
断面幅の大きなH型は短延長で安全を確保でき、断面幅の小さなN型は安全を確保するための連続延長は長くなるが、占有幅を狭くすることができる。
各規格はM27ボルト2本連結により強固な構造である。
曲線半径R50mまで対応可能。
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最終更新日:2024-05-28