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マンホールの浮上抑制機能 安心マンホールVD工法|維持管理|安心マンホール工法協会

施工事例
施工事例
施工事例2
土木学会の技術評価証取得
土木学会の技術評価証取得

 

概要

地震時には多くのマンホールは地盤の液状化により、浮き上がりによる被害が多発している。
いまだ被害の爪痕が大きく残る東日本大震災では、震源から遠く離れた東京臨海部などでも、液状化によるマンホールの浮上被害が広範囲にわたり発生し、市民生活に大きな災いをもたらしている。
 
同時に、地震時にはマンホールと管渠の接合部にも、しばしば損傷被害が生じており、そうした地震被害は、下水道被害という直接的な市民生活への打撃に加えて、副次的には物流機能を阻害することもあり、安心・安全な生活にとって大きな課題となっている。
 
本工法は、ドレーン機能と起振効果により液状化現象によるマンホールの浮上を抑制するシステムであり、国民生活に大きな影響を及ぼすマンホールの地震被害を減らす技術である。

間隙水圧の上昇に応じて排水することで液状化に抵抗し浮上抑制する
間隙水圧の上昇に応じて排水することで液状化に抵抗し浮上抑制する

 
 

特長

  1. 非切開
    地下水や土砂を引き込むことなく、マンホール内からマンホール底部を削孔し、ろ過器の設置が可能。
  2. メンテナンスフリー
    液状化により発生する浮力に対して、マンホールの底部から水を取り込むことにより、最も効率よく過剰間隙水圧を抑制する。
  3. 起振による地盤改良
    マンホール本体を振動させ周辺地盤を締め固めることにより地盤改良を図る。

 
 

施工手順

  1. 底部削工1(7インチコアカッター)
    ろ過器設置の位置を決め、7インチのコアカッターでマンホール底まで削孔し、コアを除去する。
  2. さや管設置
    5インチのコアカッターを鞘管内に挿入し、延長ロットを接続して地上まで立ち上げる。
    鞘管内に地下水位よりも高くなるよう水を注入する(漏水がないこと)。
  3. 底部削工2(5インチコアカッター)
    あらかじめ支柱部分の目盛りにより削孔深さを確認する。
    削孔後、コアを除去する。
  4. ろ過器設置
    延長ロットにろ過器を接続し、マンホール底版下の基礎砕石上部まで圧入する。
    その後、さや管内の水を抜く。
  5. 起振
    クレーンで起振機を吊り下げ、人孔の側壁部に固定する。
    起振は直角2方向で行う。
  6. 空洞充填
    側壁に均等に4カ所削孔。
    木栓パッカーを建て込み水平方向2段階で注入。
  7. 仕上げ
    インバート部分に塩ビ蓋を設置し、誘導管を側壁なりに立上げ、止め金具で固定する。
 

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HP http://www.anshin-manhole.jp/

最終更新日:2025-12-25

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