
各種調査の実施状況

保有機材例
概要
下水道施設は都市生活を支える基盤インフラであり、長期的な機能維持には的確な調査と診断が不可欠である。
市川建設では、管渠やマンホールなどの下水道施設を対象に、TVカメラ調査や流量測定、劣化診断など多様な手法を組み合わせた総合的な調査を実施。
日本下水道管路管理業協会に加入し、下水道管理の技術習得に努めている。
主な業務内容
- 詳細調査
最新の管内カメラ調査機材、流量測定装置、劣化診断技術を駆使し、管路・マンホールの損傷箇所を高精度に解析。
施工条件の厳しい場所(交通量が多い場所や多水流量箇所)での調査、用排水路などの地下埋設管の調査にも対応する。
- スクリーニング調査
詳細調査に先立って行う予備調査。
管口カメラやクリーンビューなどの機材を自社保有し、多数の実績を有している。
- マンホール調査
マンホール寸法、管口の位置・管径、マンホール内部の損傷度合いを調査。
硫化水素ガスのチェックと空気送風により、安全対策も確実に実施している。
- 下水道施設調査・診断(雨水管など各種管路内調査)
各種施設の下水道や雨水管などの管路内を調査する。
- 報告書作成請負業務
調査終了後、解析結果をまとめた調査報告書および関連書類を専門スタッフが作成する。

下水道管内での調査状況
調査業務における強み
- 豊富な実績と経験
関東・中部・北陸圏を中心に、建設コンサルタントや建設企業などから多数の調査依頼を受託。
詳細調査からスクリーニング調査まで、幅広く対応可能である。
- 青森から大阪圏まで広域対応
青森から大阪周辺までを対応範囲とし、複数班の専門部隊を編成して迅速に現場へ出動できる体制を整備。
特殊業務にも柔軟に対応する。
- 調査に必要な設備機器を自社保有
TVカメラ車や管口カメラ、高圧洗浄車、吸引車、コア削孔機など、調査に必要な専用車両・機器を完備している。
- コンクリート構造物の調査
「ソフトコアリング工法」によるコア採取や、「iTECS法」によるコンクリートの非破壊試験、「シュミットハンマー試験」によるコンクリート強度測定など、多様な手法でコンクリート構造物を評価することができる。
- 測量業務の実施
管底高・人孔天端高・人孔間延長などの測量を行い、精度の高い報告書を提出する。
- 管路内の異物除去も対応
木根・モルタル・残置物など、管路内の障害物を専用マシンで効率的に除去する。
最小限の作業スペースで施工でき、余計な経費を抑えつつ円滑な調査業務を支える。
施工実績
・新潟県新潟市 新潟幹線他管路調査業務
・埼玉県さいたま市 下水道耐震診断業務
・神奈川県 下水道管渠、人孔劣化調査
・東京都 再構築実施設計
・静岡県静岡市 管路施設耐震化実施設計
・大阪府吹田市 管渠施設点検調査委託
他多数