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「CFパネル工法 (旧名称:エナックスパネル工法)|道路維持修繕工|CFパネル工法研究会」の資料請求はこちらから
CFパネル工法は、炭素繊維シートを挟み込んだ、高強度で軽量かつ耐候性に優れたCFパネルを既設コンクリート構造物表面に取り付け一体化することで、「コンクリート片のはく落防止」や「曲げ耐力の向上」または「耐震性能の向上」などを実現する工法である。
CFパネルは、工場にてエポキシ樹脂を含浸した連続炭素繊維シートを二枚のフレキシブルボード(厚さ3mm)で挟み込んで一体成形した炭素繊維シート複合パネルである。
CFパネルには、一方向または二方向に接合部を有する本体パネルと、本体パネル同士を接合するために用いる接合パネルの二種類で構成される。
本体パネルを取り付けた後に接合パネルを取り付け一体化する。
パネルの取り付けにはステンレス製のアンカーを使用しCFパネル背面にはエポキシ樹脂またはセメント系無収縮グラウトを充填して既設コンクリート構造物と一体化する。
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本体パネルは、幅1m×長さ2mの平板タイプが標準で、1m²当たりの重量は10kg程度である。
その他にトンネル覆工コンクリートの曲率に応じてR加工した曲面形や、コンクリート構造物の形状や施工条件に合わせて断面形状をL形や“コの字”形などに加工することも可能。
パネル端部には隣接するパネルと接合するため、接合部(一方向と二方向の二種類)を設けている。
「トンネルの内面補強」を対象とした「標準パネル」(一般的に炭素繊維シートの目付量400g/m²以下の製品)に加え、「鉄道高架橋コンクリート柱の耐震性向上」を目的とした炭素繊維シート量の多い「耐震補強用パネル」がある。
既設コンクリート構造物のコンクリート片のはく落防止、曲げ耐力や耐震性能の向上、各種劣化対策およびリニューアル工事など、使用目的に応じて最適な製品を選択できる。
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最終更新日:2024-06-25