NETIS登録番号:(旧)KT-150041-A
バックホウを使用した混合・施工状況
スタビライザを使用した混合・施工状況
概要
「ジオタイザー®」は、製鋼スラグを原料とする石灰系粒度調整材。陸域における軟弱土(建設残土、農地土などの泥土)に混合して利用可能な土に改良することができる。改良土は転圧性に優れ、また過度に固化せず再掘削性を有している。
特長
- 粒状体のため扱いが容易で、早期に強度発現
粒状体のため、扱いが容易で作業環境も向上するほか、粒度改善効果が得られ、強度発現が早い。
セメント系・石灰系での施工
本製品での施工
- 混合・施工に特殊な建設機械が不要
従来の改良材(セメント・石灰等)と同様に、バックホウやスタビライザ、回転式破砕混合機などで施工できる。
- 現地バラ積みで保管可能
保管時に湿気対策が必要な従来材料と異なり、粒状でかつ固化反応が緩やかなので、運搬・保管に特別な設備は不要。
- 建設コストの縮減
材料費が安価であり、混合費用が抑制できる。また、従来の改良材に比べ改良土のボリュームが増えるため、嵩上等で使用する場合、購入土費の抑制が可能。
- 環境への配慮
従来工法と比較してCO2排出量を大幅に抑制できるほか、原料となる製鋼スラグはリサイクル材料(循環資材)であり、天然資材の消費抑制にもつながる。
適用実績例
埋戻し、裏込め、道路用盛土(路体、路床)、路床改良の造成、宅地造成、埋立 等
※改良土の特性は軟弱土の特性に左右されるため、使用前の事前配合試験を推奨
施工フロー(バックホウによる原位置路床改良の例)