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「全周回転掘削工法・低騒音、低振動の掘削 AC油圧ハンマー|掘削工|株式会社ハンシン建設 基礎・推進事業本部」の資料請求はこちらから
AC油圧ハンマーは、開閉装置を両側部に装備することで掘削土の収容部容積を拡大している。
この仕組みにより、一回で排出される土の量が増加し、ハンマーを落とす回数が減少するため、振動が軽減される。
また、油圧でシェルを開閉できるため、動作がスムーズになり、シェル作動音も低減される。
●ACハンマーグラブを油圧システムに改良
ACハンマーグラブ(NETIS登録番号:(旧)QS-130012-A)をベースに、掘削能力を維持しつつ油圧伝達機構を搭載している。
これにより、1サイクル当たりの大きな掘削排土量を確保しながら、低騒音・低振動の掘削を実現する。
●油圧伝達方式による音、振動を抑制
ハンマーグラブ本体に装備した油圧装置でシェルを開閉することで、シェル作動音を低減する。
●消音クラウンによる騒音の低減
専用の樹脂製消音クラウンを使用することで、従来の鉄製品と比較して騒音を約10dB低減する。
実験では、機械式ハンマーグラブ、従来型油圧ハンマー、およびAC油圧ハンマーグラブを用いて騒音・振動の測定を行った。
その結果、AC油圧ハンマーを使用した場合、機械式ハンマーに比べて以下の効果を確認した。
・掘削時の騒音値を10.6%低減
・振動値を13.5%低減
ハンマー掘削時 | 機械式ハンマー | 従来型油圧ハンマー | AC油圧ハンマー |
騒音値 | 74.4dB(1.000) | 74.2dB(0.997) | 66.5dB(0.894) |
振動値 | 48.3dB(1.000) | 46.5dB(0.963) | 41.8dB(0.865) |
( )内は機械式ハンマーでの測定値を1.000とした場合の測定値の比率
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最終更新日:2025-02-21