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配管やダクトが入り組んでいる狭あいな空間では吊りボルトによる天井下地の施工がしにくい難点があった。
本製品は亜鉛めっき鋼板+壁ボードに取り付けた端部固定金具に自社特許製品の「コーナーかしめ角形鋼管」をかけ渡して固定することで、吊り下げずに耐震天井の構築を実現した。
震災時には避難通路となる病院や公的施設、商業施設の廊下や通路、ブレースが取り付けにくい面積が小さな部屋の天井への施工を想定して開発。
既設のJIS間仕切下地材または強力型角型間仕切下地材の間仕切り壁の上張ボードに、端部固定金具取り付け用の亜鉛めっき鋼板切板をビスと接着剤を用いて取り付けた場合でも強度上変わらないことが水平・鉛直加力試験で確認できており、新築工事と同様に改修工事にも使用可能である。
今後の様々な建物の耐震化改修工事への活用が期待できる。
溶融亜鉛めっき鋼板を角型にロール成形し、コーナーでか しめて強度を増した特許製品の「コーナーかしめ角形鋼管」(特許7278042号)の間仕切下地材やJIS間仕切下地材を使用する。
コーナーかしめ角形鋼管はコーナーでかしめていることにより、上下・左右から強い圧力がかかってもかしめが外れず、ハンマーでたたいても外れない構造となっている。
また、センターでかしめたものよりねじれにくい構造となっている。
従来型スタッドに比べ大幅な強度向上を実現。
このため、天井板に用いる一般的な石膏ボードでは最大幅4mを超えての施工が可能。
他社の工法は3m程度が一般的であるのに対し、最大幅内なら1スパンで施工ができるため施工性に優れる。
タンゴ天井は間仕切り壁とタンゴ天井の剛性を計算で確認しており、端部固定金具脱落による天井落下のリスクは低いが、ビス留め端子付きステンレスカットワイヤーを用いることでさらなる安全対策が可能。
製品名 | 製品名 | ||
間仕切壁 (一例) |
スタッド | SKH-100NF(□100×45×0.8) または WS-100(JIS規格品t=0.8) |
SKH-100NF (□100×45×0.8) |
ランナ | WR-100 | WR-100 | |
振れ止めチャンネル | CC-19(同社角スタッドの場合)または WB-25(JISコ型スタッドの場合) |
CC-19 | |
野縁受け | SKH-100(□100×45×0.8) | SKH-100 (□100×45×0.8) |
|
野縁 | H-25(□25×45×0.45) | ||
接続用金具 | 端部固定金具 亜鉛めっき鋼板切板 (t=0.8以上) Tジョイント(開口補強用) 25ジョイント(野縁用) |
端部固定金具 亜鉛めっき鋼板切板 (t=0.8以上)吊金具Ⅰ型・Ⅱ型 |
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最終更新日:2024-10-22
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