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「デコスファイバー」とは、新聞紙をリサイクルして製造された木質繊維系セルロースファイバー断熱材である。
環境負荷の少ない自然素材を活用し、住宅や施設の断熱性能を高めることを目的に開発された。
新聞紙を主原料とし、ホウ酸を添加することで防虫性・防カビ性・難燃性を備えている。
本製品は、快適な室内環境を実現しながら、脱炭素社会やSDGsにも貢献する断熱材である。
高い断熱性能に加え、調湿性・吸音性などを兼ね備えている。
セルロースファイバーの微細な繊維構造により熱伝導率が低く、冬季は暖かく、夏季は涼しい空間を維持できる。
木質繊維由来の自然な調湿機能が室内の湿度を調整し、結露やカビの発生を抑制する。
加えて、高い吸音性により騒音の軽減にも効果を発揮する。
本製品は、省CO₂性能と環境性能を第三者機関の評価で証明している。
建築用断熱材として日本で初めて「CFP(カーボンフットプリント)」を取得し、製造から廃棄までCO₂排出量を定量的に「見える化」。
また「エコリーフ環境ラベル(EPD)」により、温室効果ガスに加えて大気・水質 などへの環境負荷も評価され、透明性の高い情報を提供している。
さらに、日本で初めて「実質排出ゼロ・カーボン断熱材」を実現。
これは、CFPで算定した排出量を森林吸収クレジットでオフセットした取り組みによるもので、高い環境貢献性が認められている。
新聞紙を原料とするリサイクル製品であり、資源の有効活用と廃棄物削減にも寄与する。
加えて、断熱性能により暖冷房負荷を低減し、光熱費削減にもつながる。
また、木質繊維が持つ炭素固定効果により、製品1袋(15kg)で約17kg、住宅1棟(1.2t施工)で約1.4tのCO₂を固定。
これは杉の木約154本分の年間吸収量に相当し、環境価値が明確に可視化されている。
本製品の性能を最大限に生かす「デコスドライ工法」は、全国展開する責任施工体制に基づいた乾式吹込み工法である。
専用機械を用い、屋根・壁・天井・床などに均一に断熱材を充填することで、断熱欠損のない施工品質を実現する。
新築住宅のみならず、既存建物の断熱改修にも対応可能。
湿式工法に比べて、乾式吹込み工法は施工後の乾燥時間が不要なため、工期の短縮につながる。
複雑な構造の部位にも隙間なく充填可能で、熱橋を最小限に抑える。
また、綿状の断熱材は現場での無駄が少なく、余剰材も再利用可能であるため、施工現場のごみ削減にも寄与する。
柔軟な施工性と、長期にわたる断熱性能の安定維持が特長。
責任施工によって品質を統一し、断熱欠損のない確実な性能を担保する。
これにより、建物のエネルギー効率を向上させ、CO₂排出量の削減にもつながる。
持続可能な建築を支える断熱工法として、脱炭素社会に貢献できる。
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最終更新日:2025-07-17
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