製品情報
HSF工法は、雪崩予防・せり出し防止および250kJ程度までの落石防護を目的として開発された雪崩・落石兼用柵である。直接地盤に支柱を建て込む杭式基礎のため、脆弱地盤等のさまざまな地盤条件に適応可能である。
従来工法は、斜面上に設置したコンクリート基礎に上部工を建て込む形式となっているが、この形式の場合、コンクリート基礎は支持層とみなせる地盤に設置することが原則となる。HSF工法は斜面上に杭式基礎としても施工可能となっており、特に支持地盤が比較的脆弱な場合にも対応可能となる。支柱は鋼管内部に三角形の補強板等を配置したモルタル充填鋼管柱となっており、曲げ耐力に優れた構造として開発したものである。また、250kJレベルの落石防護と雪崩予防を兼用できる構造である。
最終更新日:2024-06-12