ホーム > 建設情報クリップ > 積算資料公表価格版 > 第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告①

はじめに

令和6年は経済界のあらゆる分野で大きな課題を抱え、景気は長期低迷を来しております。
また、集中豪雨などの異常気象も例年同様に発生しております。
建設需要に目を向けますと、インフラの整備や維持管理、災害復旧工事など公共工事に関しましては、大きな落ち込みは見られず、民間企業の設備投資等においても持ち直してきました。
九州・北海道各地における半導体工場の建設、首都圏における再開発、関西地区における万博・IRに向けた工事など大型工事もみられるようになっております。
本調査も第16回を迎え、30年を超える期間の推移を俯瞰できる貴重な資料となっております。
前回第15回調査(令和4年度)結果では、第7回調査(平成18年度)以降続いてきた保有量の拡大傾向が一服し、減少に転じましたが、今回第16回調査の結果は6,772億900万円と再び増加(7.7%)しました。
過去最高だった前々回・第14回調査(令和2年度)結果の6,571億600万円と比較しても、3.1%増となっています。
また保有量調査と並行して、総務企画部会企画調査委員会では、協会員の方々における「DX推進への取組みに関する実態調査」を実施しました。
 
この調査結果は本協会会員のみならず、多方面の関心も高くなっており、これからも業界発展のため、継続して調査を実施して参りたいと考えております。
 
 

第1部軽仮設材の保有量に関する実態調査

第1章 調査概要
第1節 調査の目的

平成5年度に国土交通省の指導を受け、その後独自に隔年ごとに「軽仮設材の保有量に関する実態調査」を実施しており、今回で第16回の調査となる。
各協会員の軽仮設材の保有量を調査することで、現状認識や今後の営業戦略等の基礎資料とすることを目的とする。
 

第2節 調査の概要

(1) 調査内容
協会加盟の会員企業に対して、下記の内容について調査を実施した。

  1. 企業概要等
    ・企業名等
    ・資本金
    ・売上高(直近の決算日(基準日)、内軽仮設賃貸売上高、内兼業部門売上高)
    ・記入者名等
    ・事務所数(支店・営業所、機材センター又は工場、生産製造工場)
    ・従業員数(支店・営業所、機材センター又は工場、生産製造工場)
  2. 軽仮設材保有量
    ・枠組足場類(枠組足場、くさび式足場、手摺先行部材等、長尺足場板、吊り足場、移動室内足場、脚立)
    ・低層住宅用足場(一側足場)
    ・型枠類(鋼製型枠)
    ・支保工類(パイプサポート、システム支保工、四角支柱、支保梁、大型支保工)
    ・パイプ類(丸パイプ、角パイプ、クランプ類)
    ・養生材等(仮囲い、メッシュシート、安全ネット、防音パネル、防音シート、仮設ハウス、備品、敷鉄板、保安機材)
    ・上記に属さない機材(台車、レンタル用パレット、その他)
  3. メーカーに対する要望
  4. 本調査アンケートに対するご意見、ご感想

 
(2) 調査方法
調査票(アンケート)を郵送する書面調査。
 
(3) 調査時期
調査票発送…令和6年7月12日調査票回収…令和6年8月9日
集計・分析…令和6年8月22日~9月30日
 
(4) 調査対象企業数
調査票発送企業…92社
 
 
 

一般社団法人 軽仮設リース業協会

 

第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告 全4回

第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告①
第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告②
第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告③
第16回 軽仮設材の保有量に関する実態調査報告④
 
 
【出典】


積算資料公表価格版2025年2月号


積算資料公表価格版2025年02月号

最終更新日:2025-01-24

 

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