- 2026-05-19
- 土木資材・工法
前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治)は、ダムコンクリート施工における締固め品質の定量管理を目的として、熟練者の経験に頼らず、数値で品質を管理できる「締固め品質管理システム」を開発した。
振動の伝わり方で、コンクリートの固まり具合を数値化するバイブレーターの加速度管理と、GNSS位置情報を活用することにより広範囲なダムのコンクリート打設における締固め箇所を地図のように記録することで、締固め状況をリアルタイムに管理できるようにし、品質管理を高度化した。
■開発の背景
コンクリート打設における締固め作業は、構造物の品質を左右する重要な工程である。
特に、低スランプで粗骨材の大きいダムコンクリートでは、締固めの良否が品質に大きく影響する。
一方で、締固め時間や完了の判断は熟練オペレーターの経験や感覚に依存しており、客観的かつ定量的な管理が難しかった。
また、施工後に確認を行うケースが多く、施工中に品質を把握できないことから、過不足の発生リスクもある。
このような背景から、締固めの定量的な評価手法の確立が求められていた。
■概要
本システムは、バックホウにバイブレーターを装着した締固め機(以下、バイバック)のバイブレーターに取り付けた加速度計とGNSSによる施工位置情報を組み合わせ、締固め状況をリアルタイムに可視化するもの。
バイブレーターの棒部上部に外付け可能な専用治具を用いて加速度計を設置し、取得した加速度データから、締固め作業と空運転などの非締固め作業を判別した上で、位置情報と組み合わせて、締固め時間および締固めエネルギーを算出。
これらの情報は可視化装置で処理され、タブレット端末にコンター図として表示され、締固め状況を面的に把握することが可能である。
これにより、締固め確認を施工中に実施できるようになり、品質管理の高度化を図ることが可能となる。
■問い合わせ先
前田建設工業株式会社
https://www.maeda.co.jp
最終更新日:2026-05-19
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