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炭素繊維シートをエポキシ樹脂などでコンクリート構造物に接着する補強工法は、施工性に優れた補強工法として近年多く採用されているが、炭素繊維接着工法の場合、補強後の作用荷重が対象となる。
一方、「 アウトプレート工法 」は、工場で炭素繊維に結合材を含浸させ成形した炭素繊維プレートを緊張材として用い、コンクリート構造物および鋼構造物にプレストレスを導入して補強する工法である。
そのため、本工法の場合は、補強前に発生しているコンクリートの引張応力やひび割れを抑制でき、たわみも改善できる。
炭素繊維プレート緊張材は、鋼製定着体に炭素繊維プレートを挿入し、定着用膨張材を充填して鋼製定着体と炭素繊維プレートを一体化する。
設置時は、補強構造物に設置した固定プレートに、炭素繊維プレート緊張材を緊張ジャッキで引き寄せて固定することでプレストレスを導入する。
炭素繊維プレートの梱包および運搬荷姿は直径1m程度となる。
本工法の適用実績は、開発以来、コンクリート橋の補強に適用された実績が71橋である。その内訳は、RC橋の補強が20橋、PC橋の補強が48橋であるが、PC橋の補強に関しては、橋軸方向の補強に加え、橋軸直角方向の補強も行われている。
また近年では、鋼橋の補強にも適用され3橋の実績がある。
[資料請求先]ドーピー建設工業(株)
(営業企画部内 アウトプレート工法研究会事務局)
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最終更新日:2024-09-18