スタンドドライブ工法（SD工法）｜法面工｜SD工法研究会

NETIS登録番号：（旧）SK-030015-VE

概要

スタンドドライブ工法（SD工法）は、足場やクレーンを使用せずにロックボルト工の施工ができる無足場ロックボルト工法である。

削孔機をワイヤーで固定し、移動するため、仮設足場やクレーンを必要としない。
そのため、クレーンが届かない高所、足場を設置するスペースがない道路法面、樹木を伐採したくない自然斜面等、従来工法では施工が難しい現場でも適用できる。
また、粉塵対策装置を備える等環境対策装備も充実している。

以下の条件下での施工が可能。

・削孔方式：単管式削孔、自穿孔式削孔、二重管式削孔
・削孔径：45mm〜90mm
・削孔長：7.0m以下
・法高制限：なし
・勾配制限：オーバーハング以外施工可能

特長

施工費のコストダウンと工期短縮
従来の仮設足場設置による工法と比較して、大幅なコストダウン（約18％削減）と工期短縮が実現可能。
交通規制を最小限にできる等工事全体のコストダウンにも寄与できる。
高い施工汎用性
仮設足場や大型重機を必要しないため、樹木を残したい、資材搬入路がない、クレーンが届かない、民家裏で足場が組めない、交通規制を極力抑えたい、などといったさまざまな現場条件に対応することができる。
環境にやさしい
粉塵対策装置（ミストポンプ）を開発し、現場周辺環境に配慮している。